BLOG

価値観が正しいか間違っているかではなく、共感できればみんなが集う

リーダーというのは、厳しい判断を下さざるを得ない立場にいる人です。この結果、マイナスの影響を受ける人も出てきます。必ずしもプラスには働かないこともあります。しかしより大きな貢献につながると思っているから、そのような判断をします。結果としてそれが正しいかどうかはわかりません。そのときは最も正しい判断をするしかありません。ただ往々にして、その動機が私利私欲や個人的な都合というよりは周りの取り巻きの欲や都合に左右されがちです。このような場合には偉大なことをなすべきリーダーシップは決して手に入れることができません。

 

リーダーは八方美人ではいけません。また個人に気を使いすぎてもいけません。会社の方向性に全力を注ぎ、個の利益を捨てる必要があります。まずは会社の方針こそがすべて、個人の利害は後回しにせざるを得ません。ここで言う個人とはリーダーその者でもありますが、スタッフに対しても言えます。自分にも、当然スタッフにも甘くしてはいけません。むしろ組織の長としては、厳しいくらいがちょうどいいのだと思います。個人を優遇していると、会社経営が甘くなります。個人の利益や都合を優先する組織は確実に破滅します。どちらを大切にするかというと、個人よりも組織です。これは已むを得ません。

 

偉大なリーダーには半端のない存在感があります。組織からエネルギーを受けるのですが、それ以上のエネルギーを組織に対して発しています。それは太陽の恵みのようです。この存在感とは、その人の価値観がそうさせています。物事に対する見方、取り組み方が一般庶民とは大いに異なります。

 

さて、このようなリーダーシップは決して生まれながら持っていたものではないはずです。社会に役に立つのだ、という願いの大きさがリーダーシップを育てます。またリーダーシップとは、リーダーだけに備わるものではありません。あくまでもそのリーダーを支える脇役のサポートというエネルギーがあってこそです。組織や集団がなければリーダーシップがあっても無意味です。自分と他者を分け隔てない気持ち、他人の苦しみを自分のように分かち合い、それだけでなくリーダーの苦しみも部下が分かち合える時に本当に組織としての強みが生まれます。リーダーだからアンタだけ苦しんでいろよ、では本当の組織には育ちません。

 

組織に対してエネルギーを発し、組織からエネルギーを受け取る。その原動力が、リーダーの持つ価値観です。どんな価値観を持っているか、そしてその価値観を発したときに、周囲の人はその価値観に共感してもらえるかどうかです。その価値観が正しいか間違っているかは二の次です。それに共感しえた者があなたのもとに集います。まずは自分の価値観を選び、明確にすることから始めてみましょう。

関連記事一覧