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ビジネスも証券投資と同じく、ミクロとマクロの波を予測し、上り調子に乗れ

証券投資には二つのリスクがあります。それは個別銘柄のリスクと市場リスクです。ある企業の株を購入すると、その企業の決算が市場予想に比較して好調だったり、魅力的な新サービスや企業買収をすると株価が上がります。逆の場合は下がります。これは個別銘柄のリスクと言えます。しかし企業がどんなに頑張って魅力的なことをしていたとしても、リーマンショックのような状況になれば、市場全体の株価が下がってしまいます。これが市場リスクです。

個別銘柄のリスクを回避するためにできることは、その個別の企業分析を徹底的に行うことの他、色々な銘柄に投資をして分散させればよいのです。いわゆるポートフォリオを組むということです。企業分析を徹底的に行っても限界はあります。市場に出ている情報だけを頼りに投資をせざるを得ないのですが、仮に粉飾決算でもしていれば、どうにもなりません。そんなこと内部者でしかわかりえないことです。個別銘柄のリスクをなくすのであれば、インデックスに投資をすればいいだけです。しかしTOPIXや東証平均株価指数でも回避できないのが市場リスクです。これを回避しようと思えば、さらに海外のインデックス投資、債券、REIT(不動産)等にも投資対象を広げていくしかありません。

投資対象を広げればそれだけ収益率は下がってしまいますから、一気に大金持ちにはなれなくなります。個別銘柄にドカンと投資する方が、外す確率は高いけれども資産を増やすのは効率的です。

実は実業投資もこれらと似たようなリスクを負っているといえます。飲食店を開業してあなたがどんなに魅力的なメニューを提供しようとも、社会全体的に不況になってしまえば、売り上げの伸びが悪くなります。全体がマイルドな景況のときには、あなたのメニューの魅力次第(広告宣伝効果もありますが)で、売り上げが伸びます。バブル景気並みに活況が良くなれば、あまり苦労せずに売り上げも伸びるでしょう。もちろん不況だから儲からないとあきらめてはいけません。不況には不況時の儲け方があるのです。但し、景気回復時に一気に勝負をかけるのが効率的です。

事業を行っていくときにも、市場全体の流れを把握しておけば、もっと効率的に稼ぐことができるようになります。ミクロよりもマクロを知れ、ということでしょうか。勝負所を把握するということです。いつ打って出るかもタイミング次第です。ただ、普通の人はいつ打って出るかなんて考えません。正直思い立ったが吉日だと思うのです。

投資や事業で成功している人は、市場リスクがあることを把握している人が多いです。特に不動産には波があります。底で買って高値で売る、これができている人は間違いなくいます。この市場リスクは自分でもいかんともできないから、考えない、という人はお金持ちになることは難しいと思います。

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