BLOG

リスクを知って対処すればベター。リスクがあるからやらないのはワースト。

よりよい未来が欲しければ、まずは変えようという意識を持つことです。あなたの信念が「あらゆるリスクを回避する」ことだったとします。そうすると何か新しいことを試みれば、それこそリスクだらけです。将来がどうなるか分かったものではありません。メリットとしては何らかのことに対処する必要はなくなりますが、デメリットとしては何も変わりません。本人は現状維持だと思っているのですが、何もしないことは問題の先送りで、状況がじわじわと悪化することを意味しています。もちろん何かしたことで損失を負ってしまうことはあります。それは売上を上げるための原価のようなものです。

 

以上みた通り、あなたの信念はそれが良いか悪いかはともかく、必ずメリットとデメリットを持っています。この信念を捨て去るときには、このメリットを失う覚悟が必要です。上記の「あらゆるリスクを回避する」ことのメリットとは、「今、損失を負わないこと」です。これを捨て去らない限りは、この信念を捨てることもできません。

 

信念にはメリットとデメリットがあると言いましたが、人生のベクトルにプラスとマイナスがあるとしたら、「あらゆるリスクを回避する」という信念は、人生のベクトルにマイナスの影響を与えてしまうでしょう。

 

さて、信念は何か持っているべきでしょう。そこで次に考えなければならないのは、信念を置き換えてみるということです。

 

ここで日本にありがちな例ですが、何でもかんでも失敗することが悪いことと教えられます。テストの点数を見てもわかる通り、減点主義という奴です。物事に対して「失敗してはならない、ミスってはいけない」と言われると、自由を奪われます。人によっては試みることが怖くなって何もしなくなってしまいます。「危ないからやめなさい」と言われると、多くの人が何もしなくなってしまいます。その中でも、危ないなら挑戦してやるか、という天邪鬼体質はいますが、それよりも「こういう危ないことはあるけれど、それに気を付けてやって見なさい」と言われれば、「危ないことに気を付けてやってみる」ことになると思います。どちらが人を成長させるかというと、間違いなく後者です。リスクを知りうる人がアドバイスしてあげること。但し、新しいことについては誰もアドバイスはできませんから、子供のうちから危ないことがあるけどやってみる、と意識付けされていれば、危ないことは自分で察知しようと思うものです。

 

「危ないからそれをしてはダメ」と「危ないけれど気を付けてやってみたら」では、人間の心理は全く異なったものになって、それに伴う行動も全く異なったものになるはずです。

 

脳はどうやら否定されるのがあまり好きではないようですから、信念は肯定文を用いた方が良いでしょう。自分で自分を肯定してあげないと。

関連記事一覧