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部下を一番やる気にさせるために必要なこととは

信頼は人間にとって究極のモチベーションです。そして人の最善の姿を引き出すものです。しかし、そのためには時間と忍耐が必要です。人は信頼にこたえられるレベルまで能力を引き上げるためのトレーニングが不可欠です。

 

ある人へに対して仕事を任せることが、正しく行われれば、管理者、部下、委託者、受託者の双方が得をして、より多くの仕事がより少ない時間で達成できます。そしてそれを行うためには、生産という物事をやることだけではなく、管理する能力が必要になります。そこで問われるべきは能率ではなく、効果です。

 

部下よりも、通常は上司の方が仕事ができるはず(現実はそうとも限りませんが)。しかし上司のやるべきことは、部下の能力を引き出すことです。そのためには時間もかかるでしょうし、訓練や能力開発が必要です。しかしその過程をクリアできれば、このときの時間投資は大変価値あるものとなります。

 

自分一人で仕事を完結させるのではなく、人と仕事を勧められるようになるわけで、責任を引き受けた相手は、自分自身で自分の管理者となり、結果に対して、自分の良心で管理されます。さらに結果を達成するために、ありとあらゆる行動をとるための創造力を発揮するのです。

 

相手に仕事を任せることは、どんな相手でもできるはずです。但し相手が未熟な場合においては、結果を少なくし、より多くのルール決めをして、多くのリソースを提供し、責任に対する報告を頻繁に行って、即時性のある、「行った、行わない」といった結果を設定します。

 

相手が成熟していれば、より挑戦意欲を増すような、結果を設定し、上とは逆にルールを少なめにして、リソースは自分で探すようにさせ、責任に対する報告は、その頻度を落としていきます。評価基準については、数量的なものでもいいのですが、より抽象的な基準でもよくなってくるでしょう。

 

人に仕事を任せる度合いは、管理の最も優れた評価基準になります。それは個人と組織の成長にとって、最も基礎的な概念だからです。

 

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