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チームの調和を生み出すために必要なこと

ある著名人の言葉に「大衆の救いのために勤勉に働くよりも、一人の人のために全身を捧げる方が気高い」というものがあります。社会的に責任を背負わなければならない地位で仕事をされている方はつらいことだと思いますが、1日ある会社や組織の仕事に追われ、多くの仕事やプロジェクトに時間を投入しても、自分の家族(配偶者や子供たち)との間に、有意義な人間関係ができていないことがあります。多くの仕事やプロジェクト以上に、一人の人間との関係を築く方が、より高潔な人格が要求されたりします。

 

身近な家族だけでなく、株主や社長、社長と専務等、一対一の問題に直面して解決を図る方が、多くのプロジェクトや仕事に労力を投じるよりもはるかに高い人格が要求されます。だから、一対一よりも人前で話した方が気が楽なのかもしれません。

 

個人の役割や目標に対する期待や、価値観、管理手法は異なっているのが普通で、その相違点に直面すると、人間関係を極論壊してしまうことになる可能性があります。それを避けるために、お互いが妥協しつつ、衝突を避けて通ろうとし、その結果、お互いが悪い感情を貯めこんでいってしまいます。

 

プロジェクトの難易度が高ければ高いほど、チーム間のコミュニケーションは必要となります。それゆえ、取り組む難問のために、自らの意思を固め、その問題に取り組み、深い相互理解を得る努力は避けられません。しかし相手が気難しかったり、考え方が硬直であり、いつも正しいと思っていると中々説得も困難です。しかしその相手の能力や才能を必要とすれば、衝突してしまうと関係が崩れ、組織から去る危険性もありました。

 

そこで、その話し合いの場面をシミュレーションして、実際と同じようにリハーサルをします。言葉やテクニック、その場しのぎの甘言ではなく、どのような原則をその状況に適用すべきかを考え、心に平安を保ち、話し合いに臨む勇気を獲得します。

 

話し合いのために、対面することになったとき、まずしなければならないことは、お互いの相違点と不一致が生み出す問題を認め合います。そうして自分たちの思うことをすべて表に出しあい、お互いを尊敬しあう気持ちで、一つ一つずつ解決していきましょう。このプロセスを得ることで、私たちは力強い相互補完的なチームを作ることができます。さらに一緒に協力して働く能力が著しく向上します。

 

効果的に会社を運営し、調和を作りだすには、大きな注意と勇気が必要です。人間関係を作る過程においては、いかなる技術によっても管理スキルによっても、人格の不足分を補うことはできません。まずは一人一人に対して、オープンに接することが重要と言えます。

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