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ビジョンなき会社はなくなる。ビジョンを示すのがリーダーの役割。

古代イスラエルの第3代の王にソロモンという方がおりまして、「幻がなければ民は堕落する(旧約聖書の箴言29:18)」という言葉があります。色々な方々の注釈によりますと、ここでの幻は、預言、いわゆるビジョンということになります。従って、「ビジョンなき民は滅びる」とでも言っておけば意味が通ると思われます。

 

それは国という大きなものだけではなくて、会社組織においては社長、事業家が発すべき言葉です。そしてそのビジョンを下々に示すのが社長、いわゆるリーダーの役目です。評論家はきっと将来このようになるだろうとは言えます。しかし評論家は所詮評論家。将来このようにしたいと言い切り、それを実現させるのはリーダーです。そのリーダーを頭にして、その下に人が集い、組織になります。

 

これは数十年後あるいは百年後の会社のあるべき姿を示せた企業は、永続的に事業を運営することができています。そう考えますと、行き当たりばったりの会社は多いものです。会社理念があっても、上場するためにはしゃあねえな、くらいな適当なものも少なくありません。

 

今我々の生きている世界は、何百年か何十年か前に誰かが夢見た世界です。起業家は、自分たちの世界をよりよくするためにはどうすればよいかを突き詰めていきました。その結果が今になっているというわけで、ビジョンがなければ今はないのです。ソロモン王は今から3,000年以上も前の人です。終盤はハーレムを作ったり、異教の神を拝んだりと散々だったようですが、それ以前は、賢王と言われていたのもうなづけます。

 

エジソンがいなければ、暗闇で作業をすることが難しい時代が続いたでしょう。ディズニーがいなければ夢の世界が我々を魅了することはなかったはずです。そして彼らの素晴らしいところはビジョンをどんな困難にもめげず、実現するということです。

 

全ての人が、世界的に影響力を与えることを考え出さなくていいと思います。そしてわざわざビジョンを無理に考え出そうとしなくても、時期が来れば、使命の方が勝手にやってきます。生まれてきたからには何らかの生きる目的があるはずですが、それを自ら探しに行かなくても、生きているうちに、それを求めていれば必ず出会えます。しかし求めなければ与えられません。

 

まずは、自分の生きる道をわざわざ、無理に探そうとはしないことです。悟りとは無心になることと言われています。執着しない方が答えが見つかるものです。追わなければ来るもの。それが使命なのです。

 

日々無意識に自然体で過ごしているだけでも社会に大きく貢献していることがあります。自然体で過ごすことが実はあなたの使命なのかもしれません。

 

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