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動物と人間との違いから、人間の強みをビジネスに生かそう

人間にあって他の動物にはないものとして、自覚、想像力、良心、そして自由意思があります。自覚というのは、自分自身を客観的に見つめる能力のことです。次に創造力とは、現在の状況を超えて、心の中で想像する能力のことです。そして、良心とは、善と悪を区別し、これから行う行動が、社会の原理原則とどれだけ調和しているかを判断する能力のことです。さらに自由意思は、他のあらゆる事象に影響されることなく、自覚に基づいて行動する能力のことです。

 

あたかも動物は、本能によってプログラムされ、環境に適応することでそのプログラムがアップグレードされているように思えますが、人間の場合は、自分の力でプログラムを書き換えることができます。本能や外部の条件だけで反応するだけなら、人間も他の動物と同じように考え方や行動が制限されます。

 

人間にしかない4つの性質は、主体性を導きます。これは、自分の人生に責任を取る能力のことです。私たちの行動は、周囲の環境によって決まるのではなく、周囲の環境を見ながら、自分自身の選択によって決まります。そうして自分自身の感情を価値観に従わせることができるのです。

 

人間は本来主体性を持った存在であって、周囲の状況に左右されているのであれば、それは主体性を持った状態とは言えないはずです。つまり主導権を社会に握られている状態であり、それは社会的な評価を気にしているような状態とも言えます。

 

自分の人生の主導権を社会に渡してしまうと、つまり自分の人生に対する責任を社会に転嫁することにもなりますが、外部の環境の変化に対して、単に反応するだけの存在になります。社会が悪いから、今の自分の生活水準は上がらない。貧乏なのは社会のせいだ。政府何とかしてくれ、とこういう考え方になってしまいます。日本がオワコンだとかなんだとか言っている人は、主導権を社会に渡してしまった人です。ただ、高度経済成長期にはそのような人も、右肩上がりで所得が増えていった時代だったので、考えさせられますがね。

 

主体的な人は、自分の価値観に導かれていますから、社会がどうなろうと、自分で何とかしようと思います。周囲の環境にいちいち反応してはいません。主体性のない人は、他人の行動や言葉に左右されます。他人からどう評価されるかだけが気になります。だから他人に評価されるように行動してしまいます。他人が何を考えているかも気になります。だから、社会的に評価されているものに飛びついてしまいます。あたかもヒット曲に群がったり、視聴率の高いドラマをみんな見たり、人気者の言う言葉にいちいち迎合したり、芸能人のゴシップ記事に他人の幸せや不幸せを喜んだり、というと世間の人は主体性が乏しい人たちだと言えるでしょう。

 

主体的な人は、自ら深く考え、選択し、自分の価値観に基づいて自らをコントロールします。

 

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