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ステップ式、相手の心への入り方

段階的に相手を理解していくための方法は次の通りとなります。

 

最初は相手の質問を鸚鵡返ししてみましょう。

「今日は嫌なことがあってさ。」

「そうなのかい。嫌なことがあったんだね。」

当然、これだけでは相手の信頼を勝ち取ることはできませんが、相手が話をしてくれるきっかけにはなります。相手の中身を繰り返しただけなので、その他は何も考えていませんから、理解するためには、もっと深く聞かなければなりません。

 

次は話の中身を自分の言葉に変えることです。

「今日は嫌なことがあってさ。」

「そうなのかい。今日は嫌なことがあった。」

話し手の言っている言葉を自分の言葉に変えて表現しているだけです。ようやく左脳の思考回路を使いだした感じになります。

 

そして、相手の感情を反映してみます。

「今日は嫌なことがあってさ。」

「なんか、怒りたそうな気分だね。」

ここでは相手がどう感じているかに焦点を当てています。

 

さらに内容を自分の言葉で言い、さらに感情も反映させます。

「今日は嫌なことがあってさ。」

「そうか、嫌なことがあったので、怒りたそうな気分になっているんだね。」

 

嫌なことがあったのが内容で、怒りたそうな気分になっているのが感情です。コミュニケーションの両側面を理解するために右脳と左脳を使うイメージです。

 

この感情移入による傾聴のスキルを手に入れると、誠意をもって相手を理解しようとして、話の中身を自分の言葉に置き換えて、感情を反映するとき、相手に大きな精神的な空気を与えることができます。それは相手が自分の思いや気持ちを整理できるようにサポートできるのです。そうしてあなたが相手の言うことを聞いて、理解しようとしていることがわかるにつれて、相手が心の奥で考えていることや、実際にあなたに話していることの違いがなくなっていきます。相手はあることを考え、感じながら別のことを言っているのではないのです。自分の傷つきやすい内容をあなたに見せても良いという信頼感が出てきます。

 

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