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楽なものを探して成功せよ、わざわざ大変な苦労などをせずに

昔から、「お前はいらん苦労をする」と言われます。そんな時に思い出すのが、オマハの賢人ウォーレン・バフェット氏の次の言葉です。

 

「成功は、飛び越えられるであろう30センチのハードルを探すことに精を向けたからであり、2メートルのハードルをクリアできる能力があったということではないのです。」

 

おそらく今までの自分は2メートルのハードルをどう超えようかを挑戦し、その能力を身に着けるために、必死に努力をするも、結局飛べずに終わるタイプだったと思うのです(今は違いますが)。このような人は結構多いです。30センチよりも2メートルのハードルを越えるということは、それだけ大きな成功をもたらすことを意味しているからです。だから挑戦する人は絶えません。

 

しかしビジネスというものは30センチの積み重ねです。それを7回やれば、2メートルのハードルを越えたのと同じ結果になるのです。確かに2メートルのハードルは超えていません。結果は幼稚園生並みかもしれません。ですが、ビジネスで出さなければならない成果は、今すぐ何億円ものお金を稼ぐことではありません。年間で数千万円のお金を稼ぐことであって、それを何年か積み重ねれば何億円になる。これで十分ではないですか。その積み重ねで、年間数億円も見えてくるでしょう。

 

ちなみに陸上競技の走り高跳びの世界記録はキューバのハビエル・ソトマヨル氏が1993年に出した2.45mです。20年間も破られていない記録のようです。

 

人はすぐに巨額の成功を求めます。その結果、達成できずに貧困生活。即、大きな結果を得ようとして、創業時に巨額の融資を受けようとする。最初からロケットスタートをすれば上手くいくと思い込んでいます。しかし残念ながら、その大半が、ロケットスタートを切れずに、借金だけが残ります。みんな金融機関は、それをいさめてくれているようです。本音は実績もないのに危なっかしくて、貸せるかいな、というところでしょうが。また、投資家にお金を募ります。でも投資家のお金を溶かして終わりです。

 

最初からロケットスタートが難しいのは、サービスにブランド力がないからです。誰だかわからない人のサービスに、多くの人が殺到するわけはありません。逆にあなただったら、どうでしょう。

 

まずバフェット氏は簡単なことからやれ、と言っています。バフェット氏は投資家ですが、事業も同じです。自分がよく知り、先行きも見えやすいビジネスを手掛けることは当然のことですが、自己過信してはいけません。ライバルの方がもっとすごいかもしれません。これだけは言えます。ライバルがいた場合、既にそのライバルには固定客がついているということです。既にブランド力で負けています。そのライバルとの戦いに勝てなければ、あなたが思った売り上げを獲得することはできません。仮に優れた製品であっても、それをひっくり返すのは時間がかかります。マーケットにいるお客が、あなたのところに今すぐに予定通りに来る保証はないのです。ましてや誰もやっていないビジネスを、顧客にすることは至難の業です。顧客に、なぜその商品が必要なのかを説明しなければなりません。今まで使っていなかったものは、これからもいらない。それが一般消費者の気持ちです。

 

難しいことに挑戦するよりも、簡単なビジネスをこなして、結果として優れた成果を上げるのが王道。その結果がバフェット氏の今の状況なわけです。説得力があります。小さなことの成功に集中して大きな結果を得る。荒川静香さんの金メダルの取り方と似ています。

 

いらん苦労はいらん。バフェット氏からも言われているようです。

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