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見えないリスクを見えるようにして、手なづけられれば天下無敵

リスクが見えていないうちは、単なる不確実性でしかありません。まずは自分がどんなリスクを負っているかどうかを把握しましょう。

飲食店を例にとって考えてみましょう。非常にわかりやすいビジネスですから、あまりリスクがなさそうに思えるかもしれませんが、まず店を出した瞬間にリスクを負っています。わかりやすいのとリスクがないのは別問題です。ただ、わかりやすくなければリスクがどこに潜んでいるかわかりません。自分がやったことがないことは、リスクがわからないから対処できないのです。だからやらない方がいい。

さて、飲食店はまず出店場所をどこにするか、から始まります。場所によっては失敗の原因そのものになってしまいます。業態を何にするか、それがお客様に受け入れられるのか、それもリスクです。そもそもその町の人口動態にも影響を受けます。災害が起きやすいところでは、人口減につながります。再開発があれば人の流れが変わります。近くに自分と同じメニュー構成の大型のチェーン店が出店すれば、お客がそちらに全部流れてしまうかもしれません。

でもそんなことを言っていては始まりませんし、出店の際にお金を借りていれば、理由の如何を問わず返済しなければなりません。

小さな店構えであれば一人でもやりくりできますが、最低でも自分を含めて二人位が必要な場合、最初は夫婦でやればいいですが、片方が倒れてしまわないとも限りません。他の人を入れようものならば、アルバイトやパートが確保できるかもリスクです。飲食店は人の確保がリスクになっています。

食材の管理で食中毒を起こさないとも限りません。アルバイトが変なことをするかもしれません。とんだクレーマーにケチをつけられ、そのクレーマーが悪い噂を拡散し、顧客の足が遠のいてしまうかもしれません。考えてみればリスクばかりですね。でもリスクがあるからやめようではないのです。リスクを上手く飼いならせばそれでいいことです。飼いならしさえすればリスクではなくなっています。普通はライオンですが、飼いならして猫ちゃんみたいにするのです。そして敵に対しては勇猛なライオンとして戦ってくれます。ジャングル大帝のレオを思い出しますね。

管理できる範囲でリスクをとどめておくことも一つです。大規模に始めず、小規模の店構えにする。大きな稼ぎは無理ですが、コツコツも経営です。自分の理解できないことはしない。あの投資の天才、ウォーレン・バフェットもいわゆるIT系には投資しません。IT系には投資しない方がいい、というのではなくて、わからないものには手を出さないという投資スタイルです。それはそれで成功しているのだからいいと思います。

自分のわからないことをしないことは積極的でないからダメとか、未知の世界にいかなきゃ大物にならない、ならばそんな大物になんてならなくたっていいのです。自分のわかることをとことんやりきる。しかしやっていれば自分のわからないことに少しづつ遭遇します。その少しづつを積み上げ、対処していく、たまには失敗もあるでしょう。その積み重ねがあなたを大物にしていきます。

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