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成功したいなら、まずは適度な緊張を自分に与えてみよう

スポーツの世界では適度な緊張が、一番良い結果をもたらすといわれています。さすがにヨガの瞑想をしながら、超リラックス状態でバッターボックスに立ってホームランは打てそうにありません。「おだやかに」といってホームラン打っちゃうスーパースターもいますけれども、適度な緊張、つまり緊張しすぎないことを意味しているのだと思います。

どんなに練習していても本番で上がってしまう人は少なからずいます。例えば、受験のときに本番になると腹が痛くなったりして、今一つ全力を出せない人もいます。緊張することで交感神経が高まって、体や脳がフル回転します。だから決して緊張することは悪いことではないのです。緊張したときは心臓がドキドキしますが、これは交感神経が興奮状態で働いているからです。

人間というのはよくできていて、恒常性を保つような仕組みになっています。恒常性のことをホメオスタシスと呼んでいますが、聞いたことはありませんか。人間には緊張しすぎると、緊張を抑えるための仕組みが備わっています。緊張するのを交感神経の高まりと言いますが、それを抑えるのが副交感神経です。この機能を高めると、自律神経を安定させることができます。

最近、自律神経失調症でプロ野球をやめてしまったりとか、シーズン中に休養せざるを得ないという話を聞きますが、これは、交感神経と副交感神経が上手く機能せず、自律神経のバランスが崩れることで、めまいなどの不調が現れ、力を出し切れない状況なのです。一般人レベルの仕事であれば、通院しながら、ごまかしごまかしできることもあるかもしれませんが、究極の世界で生きている人にとっては致命的ともいえます。

さて、副交感神経を高めて、適度な緊張状態を作り出す方法としては、レトロですが、誰でも知っている方法ではあります。それは深呼吸です。呼吸は副交感神経を高めてくれるので、リラックス効果があります。ちなみにマラソンで息を数回に分けて連続的には吸い込み、吐き込む方法は、肺の中の肺胞が大きく膨らみ、小さくなって筋肉を緩める働きを持つ炭酸ガスを排出しやすくなり、筋肉の運動能力を維持し、長く走れる条件を整えるための科学的な方法のようです。

また、手のひらに人と書いて、3回のみこむのが良いとも言われていますが、こちらは人前で舞台に上がるときに、人を飲み込んで相手を圧倒する、ダジャレのようですから、あまり効果は期待できないかもしれませんが、効果があると思い込むことが何より重要です。

営業で緊張するときもありますが、概ね、場数を踏むことが緊張を解く、最大の解決方法になるでしょう。失敗は人間なんだからするのが当たり前と思って、何回かのうちに成功すればいいと思えば緊張も少しは緩和されます。

失敗はつきものということで数多く失敗して都度、対処していく、改善を図る。その先に成功が待っているといえます。失敗は成功の母ともいいますから。母は緊張を緩めてくれる存在のようですね。

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