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組織はベクトルが大事。使命はリーダーだけでなく全員で作るのも一案。

組織の使命を明確化する作業は、リーダーだけの仕事ではありません。チーム全体で作り上げた方が、確実に、チームのためになります。つまりその参加者全員が、自分のことだとして同じベクトルを向くことができます。

 

代数幾何を勉強された方は、ひし形と矢印の形を思い出してください。ベクトルが同じ方向に向いていたら、凄い力になります。しかし分散すると力が弱まります。ましてや色々な人同志があさっての方向を向いていると、チームとしてのベクトルはほとんどなくなります。いわゆるチームバラバラと言う状況です。

 

使命を明確化するプロセスは、応急処置ではできません。もちろん形だけ、経営者が一人で作ることはできます。ですが、それですとチームのみんながついて来ません。心のどこかで経営者が作ったことだからと他人ごとになります。まだパートナークラスであれば、一緒にやっているんだから、あいつを信頼していると思って、ついてきてくれるでしょう。

 

しかし、スタッフクラスになれば、そんなことよりも金をくれと言う気持ちが先立ってしまいます。また、当然のことながら、組織が大きくなってから、いきなり使命をつくることもないでしょう。第二創業でもない限りは。とはいえ、企業のスタートアップ時には、パートナーしかいないケースが多いとは思いますが、スタッフがいたとしたら、本当に大切なコアメンバーとして、一緒に使命を明確にしていきましょう。

 

自分も参加した使命であれば、そのプロセスの結果を受け入れ、強い動機付けとなります。そして全員が同じベクトルを向くのです。人は、共に作れば、その使命に対する感情移入をするのです。

 

さらに、組織やマネジメントのスタイルを共有化されたビジョンと価値観に合わせるには、誠実さのような正しい原則に基づいた行動や態度が必要になってきます。正しければ、素晴らしい結果を生みだすことができるでしょう。

 

組織内の全員で深く共有されたビジョンや価値観は、強い一体感と決意を作り出します。パートナーやスタッフの心の中に、自主性を推進する基準やガイドラインをもたらせることで、わざわざ上司が一から十まで、指示や管理を行う必要がなくなります。こうなって初めて組織は一丸となれるのです。

 

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