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なぜ相手がそれに拘っているかを知ってあげることが大切

自分もなるべく国産のものを購入するようにしていますが、元をただせばアメリカ産のものというのはたくさんあります。例えば小麦粉なんてほとんどがそうです。加えて、遠洋漁業で取ってきた魚はどうでしょう。日本の漁船であれば日本産のなのでしょうか。ラーメンを食べると、その麺は別に日本産というわけではないのです。でもそれは食べます。しかし居酒屋で明確に国産と書いていない物は食べません。よく考えてみると、国産のものしか食べないというのは、理に合わないような発言に聞こえます。しかしそれを最後まで徹底させない行動には疑問を感じざるを得なくなります。

このことで、今までスムーズなコミュニケーションを阻害する心理的なひっかりがありました。それが二人の関係に直接結びつくほどのものではないけれども、お互いを引き離す危険性のある課題はどうであれ、慎重に取り扱わなければなりません。

この話を通じて学んだことは、お互いに驚くほど大きなものでありました。それは相乗効果的なものであったのです。国産のものに拘る性格は、父親の会社を倒産の危機から救ったのが、国産の材料を取り扱う会社だったからです。父親が娘にそのことを話していたに違いありません。そこで父親と娘の間で行われた自然のコミュニケーションは、その娘さんにとって極めて強いイメージとなったのでしょう。つまりリラックスした自然の状態でなされたコミュニケーションでは。防衛的な態度はなく、様々なイメージや考えが無意識のうちに心に植え付けられているものなのです。なぜ国産のものに拘っているかという理由は深く考えていなかったと思われます。そういったその人の今まで生きてきた歴史を振り返ることで、その当人も初めて理解することができます。そうして、国産のものに拘る人に対する理解が深まって、全く新しい尊敬の念を持つようになりました。国産のものに関心があったのではなく、おそらく父親に関心があったのでしょう。

そこでお互いに理解し合うことができ、上辺では他愛もないことのように見えても、過去の経験に深い根を下ろした大きな事柄があるということを学ぶことができました。深く潜んでいる問題を取り上げようとしないで、上辺の枝葉末節に対応しても、人の心をむやみに踏みにじるようなものです。

こうして、お互いの歴史を探っていくことで、多くの豊かな気持ちをはぐむことができます。お互いのコミュニケーションがとても素晴らしいものとなったのです。

コミュニケーションにひっかりがなく、心の故郷へ戻り、そこから得られる幸せ、安定感、という価値を毎日手に入れることができます。

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