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相互依存とは自然界にある法則である

駆動力と抑止力が相互に作用する結果、バネのように浮き沈みを繰り返し、中々決まりが付かないために、そもそも変わることが難しいという結論に達せざるを得なくなります。しかし、ここで相乗効果を発揮することによって、抑止力を少なくすることができます。つまり相手が安心して話せる雰囲気を醸し出すことができるのです。そうなると抑止力が駆動力に代わる、相互の理解が生じます。周りの人も問題の解決に参加して、真剣に取り組み、自らの問題として捉えて、その解決に大きく貢献できるようになるのです。

その結果、新しい目標ができ、予想していなかった方法で事業が進み、その活動によって生まれたエネルギーが新しい組織文化を作り出すことになります。参加する人々はお互いの人間性を知り、新鮮な考え方、創造的な代替案を発見し、それが大きな力の根源になっていきます。

生態系は、基本的に、自然界の持つ相乗効果を表現するものです。あらゆるものが、他の全てのものと関係しあっています。そうした関係の中で、創造的な力が最大限に生かされます。各部分の間にある関係が、組織の中に相乗効果的な文化を作り出す秘訣です。人々が真剣に参加し、誠心誠意、継続的に問題を分析し解決しようとするときに、参加者全員の創造力が解放され、作り上げた案に対しての実行する決意をします。これこそ。世界市場を大きく変革した日本の生産システムや改善運動の秘訣でもあります。

相乗効果とは、チームワーク、他社との関係、想像力を発揮させるためのカギです。相互依存関係においては、他の人の価値観や相乗効果を発揮するプロセスそのものをコントロールすることはできませんが、その相乗効果の多くの要因は、あなたの影響の輪の中に入っています。

あなたは障害や争いの多い環境の中にいても、自分の中で相乗効果を発揮することができます。また、自分に向けられた敵意も、真剣に受け止める必要もありません。消極的なエネルギーを分散させ、他の人のいいところを探し、それを生かして、相違点があったとしても、自分の考え方を広げて、自分の価値観を改善するために、その相違点を生かすことができます。

自分の考えを相手に話すのに必要な勇気を出し、相手も自己表現ができるようにサポートできるのです。そして相手の相違点を尊重することができます。異なった意見を持っていることはそれだけで素晴らしいことです。賛成する必要はないが肯定することはでき、理解するように努めることができるのです。

自分と相手の二つしか方法が見えないときに、どちらかを採用するのではなくて、それらの案をベースにして、相乗効果的な第三案を探すことができます。そしてウィン・ウィンの考え方を踏まえて、その作業に取り掛かって、本当に理解するように努めれば、全ての当事者にとって、より良い案を見つけることができるのです。

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