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相手の立場に立って、勝つイメージづくりをせよ

ビジネスの交渉事、スポーツ等の勝負事、その場に立つ前に、徹底的に研究し、相手の情報を収集し、その対策を予め立てておくことは大切です。大切なことは大切なのですが、一度、予想外のことが起きると、プランが瓦解します。取るべき選択肢がなくなってくると申しましょうか。交渉事で想定質問等を準備していって、まるっきり関係のないことを質問されたら、準備が万端であればあるほど、自分が動揺してしまいます。パニックです。もう戦えません。相手の質問事項をさらに広めに想定して、備えようと思うと、交渉ごとに立つ、準備が間に合わなくなります。

現実的には、対策はほどほどにして、目の前で展開している状況に臨機応変に対応していくことが必要になります。これがスポーツの試合であれば、相手も同じ以上に、いやそれ以上に自分を研究しているかもしれません。自分がきっとこう考えているんだろう、そのときはああしてやろう、となったら、事前の情報には頼れなくなります。逆にその事前の情報に足を引っ張られて、全力で戦えないこともあります。また、実は思い違いということもないこともありません。

目の前にいる相手の、今の情報こそが全てです。過去があまり参考にならないことだってあります。相手の気配を察知し、現在の状況を正確に把握する洞察力を、現場で磨いていかなければなりません。

特にマラソンの場合には、そのときの環境に大いに左右されますし、時と場合によりますが、世界記録を狙わなくても、そのマラソン大会で優勝することは可能です。気温が熱い等コンディションが悪いときには全員のタイムが落ちます。それに競争しているランナーと争って1秒でも早くゴールすることですから、競技中の駆け引きの方がより重要になってきます。短距離走であれば、駆け引きよりも、タイムが全てです。むしろ相手よりも自分との戦いと言えます。

マラソンで相手と競っているときに、そもそも事前の情報だとこいつは35キロ過ぎにへたってくるんだよなと思うのは自由ですが、へたって来ないことだってあります。そのときの体調やトレーニングで事前の情報がまるで役に立ちません。そのときに相手の息遣いや汗、顔色、姿勢やバランス、走り方を見て、いつ勝負を掛けたら、自分が優位に立てるかをその場で判断しなければなりません。

相手の状況を読み取ろうとする頭の使い方は、勝ち方のイメージを作る意味で大切です。相手が苦しんでいることがわかれば、その試合での勝ち方をイメージしやすく、心理的にも優位に立ってレースを進めることができます。試合は勝つイメージを作ることが大切です。脳に勝つイメージを与え続けることで、力を発揮し続けることができるからです。

このことはビジネスにおいても同じで、成功イメージを脳に与え続けないと、頑張りがきかなくなります。諦めたら勝負事はすべて終わりなのです。諦めないためには成功イメージを脳に与えて、夢を持たせること、いつかは勝てると思い込むことが重要です。

正直場数が必要です。思い通りになるまで何度の失敗することもあるでしょうが、失敗を恐れずに回数をこなしましょう。

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