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お金持ちになるためには時代の変化を知る技術を獲得しよう

お金持ちになっている人から色々話を聞いてみると、時代の変化を読む技術にとても優れていることがわかります。

その点、少し参考になると思われるのが、イノベーター理論という考え方です。エベレット・ロジャーズというアメリカの社会学者が考え出したものです。ここで、イノベーションがどのように普及して行くかを実証的な研究に基づいて、普及パターンを明らかにしました。この理論では次の5つの顧客に分かれると考えます。

(1) イノベーター:革新者・革新的採用者(2.5%)
(2) アーリーアダプター:初期採用者・初期少数採用者(13.5%)
(3) アーリーマジョリティ:前期追随者・初期少数採用者(34.0%)
(4) レイトマジョリティ:後期追随者、後期多数採用者(34.0%)
(5) ラガード:採用遅滞者、伝統主義者(16.0%)

一番右側の割合は、属する人の割合です。イノベーションの初期段階では、アドベンチャー精神にあふれた人たちの利用が中心となります。このイノベーション理論を基盤として、もう一つ、ジェフリー・ムーアの提唱したキャズム理論というものがあります。ムーアがこれら顧客段階を別の意味付けをしています。

(1) イノベーター(テクノロジーマニア)
新しいテクノロジーを習得することに強い関心を持ち、技術に対する造詣も深く、新製品を真っ先に手に入れようとする人たちです。

(2) アーリーアダプター(ビジョナリー)
新たなテクノロジーをいち早く採用する人たちですが、そのテクノロジーが自社の企業戦略に合うかを洞察し、現実化して使用します。技術に対する造詣も比較的に深い人たちです。しかしイノベーターほどではありません。

(3) アーリーマジョリティ(実利主義者)
確実な進歩を求める人たちです。誰かが使っている例を見ないと採用しません。つまり先行事例を必要とします。加えて、マーケットリーダーの製品やサービスを購入します。

(4) レイトマジョリティ(保守派)
非連続的なイノベーションを受け入れません。今までの慣習を重んじます。

(5) ラガード(懐疑派)
不連続なイノベーションは自分たちの期待に応えてくれることはなく、良くせぬ結果になるから参加しないという人たちです。

ちなみにキャズムとは溝という意味で、アーリーアダプターからアーリーマジョリティに移行する際に大きな溝があり、これをどう超えられるかが先進技術の普及のカギだと考えます。

新しい技術や製品・サービスは上手くいくものばかりではありません。普及せずに消えてしまうもの、先行者メリットが少なく、後発の大手企業が利益をかっさらってしまうものも少なくありません。但し、お金持ちになるためには、できる限りイノベーター、遅くてもアーリーアダプターによる市場参入が必要となってきます。それはひとえにアンテナとタイミングを見計らう能力にあると言って良いでしょう。

誰かが~の使い方、~で儲ける方法とかいう本を書きだしたときには、もう市場参入は遅いと思った方がいいでしょう。もちろん自分なりの切り口を見つけられれば別ですが。

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