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人工知能やロボットに負けないお金の稼ぎ方

多くの仕事が人間から人工知能に置き換わろうとしており、最近の新卒の若者たちも人工知能に置き換わる業種かどうかで判断しているといわれています。ではそんな業種に行くのはやめたというのも短絡的です。どんな業種であれ、人工知能に置き換わる仕事があるからです。逆に言えば、どんな業種であれ、人工知能に置き換えることのできない仕事があります。ですから会社とか業種ではなくて、職種で選んだ方がよいと思います。人工知能に置き換わる要素の少ない会社に行ったところで、その会社で残れるとは限りません。別に自分の能力が人工知能に置き換わらなければ、どこへ行っても生きていけます。

オックスフォード大学の研究レポートでは、現在の47%の職種の半数が置き換わるといわれています。具体的に言えば、人工知能、ロボットに置き換わるのは経理や一般事務のようなオフィスの定型業務、ルート営業、薬剤師、医療業務の一部等。その他はタクシーやバス等の公共機関の運転手もいずれなくなっていくといわれています。

ただ、経理一つとっても、その大半が定型業務に変わるとはいえ、中小企業の経理をやるとわかるのですが、そこには社長の忖度等、単なる仕訳以上に必要な判断業務が含まれています。定型業務はなくなるのですが、判断業務やコミュニケーション能力はそう簡単になくなりません。そもそも仕訳が機械的にできて、試算表が機械的に作成されて、現金預金の通帳コピーで銀行借り入れがしやすくなるとか、融資が機械的になってしまったら、資金繰りが上手くいかなくなる企業が続出するでしょう。そこを経理が何とかしている、そういった中小企業は少なくありません。だから経理は簡単にはなくなりません。もっとも資金繰りまでということになるともはや経理という職種ではなく、財務というふうに呼ばれたりします。

また、オックスフォード大学のレポートにおいて、ロボットに中々置き換わらないといわれているのは、セラピスト、教師、介護等の対人コミュニケーションが必要となる職種です。もちろん会社の経営者、起業家も置き換えづらい職種です。経営者が人工知能になって、人工知能のスケジュール通りに人間が働く時代も来ないとは言えませんが、そうなってくると人間は何のために生きているのかわからなくなりますね。マトリックスの世界の、単なるエネルギー源でしかなくなっているのかもしれません。

ただ、教師といっても、単に受験勉強であれば、正直教師って不要だと思いませんか?通信教育で試験勉強をしたこともある人もいると思いますが、あれ、アバターで十分だし、試験問題を解いて、解法も人工知能が教えてくれればいいですし、そもそも生徒がどこを苦手にしているかは人工知能の方がわかるでしょう。その苦手を克服するトレーニングのために次から次へと問題を出していき、解かせていけばよいのです。今の教育がそのまま継続されるとすれば、高校の勉強までは教師不要ともいえます。但し、メンタル的な人間形成は当面人工知能では難しいでしょう。

そして介護も力仕事の部分はロボットやアンドロイドに置き換わってもいいのではないでしょうか。しかしメンタルケアは当面AIやロボットには無理でしょう。それこそアトムやドラえもんがいつ誕生するのか。ドラえもんは22世紀ですからあと100年はかかります。

以上を見る限り、人工知能に置き換えるのが難しいところは対人コミュニケーションの部分です。このポジションに居続ける限り、人工知能時代は何も恐れることはないのです。

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