BLOG

お客様の心(財布)を開かせるコツとは

人間の心の扉は内側からしか開けられません。まずお客様に対してですが、業者が強引に買えといったところで、中々買ってくれません。そこで数多くの策が寝られます。「日本人の半分はがんで亡くなっています」といって、脅す。「不労所得があなたの思いのままに」といって、不動産をローンで購入させ、希望を持たせます。色々あるので止めておきましょう。消費者の心の扉を強引に開けるのが広告という奴です。

天照大御神が天岩戸にお隠れになった時に、庶民が外でどんちゃん騒ぎをして、戸を開けさせたのも、楽しそうだったから、・・・ひょっとして寂しかったのかもしれませんが。

従業員にしても同じことです。向上心のある人ほど、お金だけで歓心をひきつけることはできません。将来、この人が何をしたいのか、そこまで上司であれば部下のことを考えてあげる必要があります。しかし、とかく、経営者は、従業員にはお金を払っているんだからという気持ちで、自分中心に考え、人を部品としてみない人が少なくありません。人間は機械と異なり、心を持っています。しかもその心こそが動力源の一つであったりもします。

経営者の思い通りにしようと、説得をしたからと言って、必ずしも人を変えることはできません。むしろ頑なに心を閉ざしてしまうことにもなりかねません。

相手の心の扉を開かせるためには、まず自分の心の扉を開く方が先決です。人が警戒せざるを得ないのは、真意が読めない、つまり何を考えているかわからないからです。ひょっとして自分を騙すかもしれない。そう思って人を観察します。洗いざらい話してしまう営業マンもただのアホ呼ばわりはされますが、お客様のデメリットを隠して、サービスを販売しても、そのトラブルが顕在化しやすいものであれば、あとでどこかでクレームとなることでしょう。従業員にしても、定額でこき使ってるだけじゃねえか、と思っていることもあるでしょう。

営業の場合には、メリットもデメリットもお話をして、相手に購入してもらった方が、いずれそのお客様が以前お話しした金の卵を産むダチョウになってくれるかもしれません。最初から売り上げの対象と見ることなく、将来売り上げをもたらす資産と見るのです。

相手の立場や今までの人生において、騙されてきたことが多いと、中々心を開いてもくれないでしょうが、強引に開かせるよりは、良い人間関係を築くことができることでしょう。

従業員の場合には、その人(部下)のその後のキャリアも考えてあげたうえで、アドバイスしてあげたら、つまり単に石の上に三年だから、三年はウチにいた方がというつまらない言い方では心も開きませんよね。

むしろ、長年同じ組織にいる人の方が向上心がない人かもしれませんよ。その組織が拡大を意識していなかったとしたら。組織と共に成長できる環境がないとしたら。従業員の定着率が悪い会社は、そのような目で見てあげると定着率が上がると思います。従業員がキャリアアップになるかどうか、本当に育つ環境かどうか、ということですね。

関連記事一覧