BLOG

数多くのリーダーを育てるのが偉大なリーダー

組織という形は企業という形でなくても良いと思うのですが、歴史上のリーダーシップを見ていると、数多くのリーダーを育てた人が、大きなリーダーシップのある人と言えるのかもしれません。この点、数多くの人に影響を与えただけでは、たかが知れていると思います。現代流で言うと、フォロワーが多いというだけかもしれません。影響力は与えていますが、だから何だ、です。それはおそらく密度の違いでしょう。SNSの良いところは密度が薄いことですが、インフルエンサーは影響力はありますけれども、リーダーシップがあるとはとても思えません。断言はできませんが、彼らが歴史的に名を残すことはほぼ皆無でしょう。例えば、孫子や孔子みたいな人がいて、彼らがSNSを駆使したら、歴史上名を残しているとは思いますが、そもそも彼らは多くの弟子を育てています。

例えば、経営学と言えばこの人「ピーター・ドラッカー」はリーダーの定義を「追従者を持つ人」としています。追従者が多いということはそれだけ影響力も大きいことになります。そのため、大企業の社長さんは、否が応でもその大組織を束ねるために、部下を育て、リーダーにしていきます。リーダーが多ければ多いほど大組織になります。残業代回避のための形だけ管理職ではリーダーとは言えません。大組織を束ねるということは、それ相応の高い能力があります。社長さんは、従業員個人だけでなく、従業員の家族まで養っているわけですから、その立派さには頭が上がりません。

個人的な価値観ではありますが、社会的に良い影響をどれだけ与えられるかが、その人の価値であると思います。その影響の与え方は、別にサラリーマンであってもいいのです、そこでリーダーシップを発揮できているかどうかが問題です。大企業の部長で100人に対してリーダーシップを発揮している方が、中小企業で10人にしかリーダーシップを発揮している人よりも、価値があると思います。大企業の部長は所詮雇われ人であり、中小企業の社長は雇われ人ではないかもしれません。そんなことよりも、どれだけ社会に貢献できているかの方が大きいと思います。

それは逆に、ですが、多くの人を雇うことが全てだとも思いません。普段はフリーランサーかもしれませんが、プロジェクトごとにリーダーになり、そのプロジェクトで何百人ものフリーランサーを束ねて、そのプロジェクトを成功させたとします。それも立派なリーダーシップです。

少し話を戻し、中小企業で従業員が10人しかいないとしても、取引先や外注先等を加えてみると数百人以上だった、ということであれば、それだけ多くの人に影響力を与えているのですから、それはそれで強力なリーダーシップと言えるのではないでしょうか。どれだけ多くの人に社会的に影響を与え、貢献しているかを自問自答してみましょう。営業マンで騙して商品を販売しているというのは社会的な悪影響の場合があります。悪影響は社会貢献ではありません。

関連記事一覧