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相手を理解するための4つの行動とは

弁護士も、クライアントの状況を理解するために証拠を収集し、先例や関連する法律を研究し、裁判をどのように進めるかを準備します。商品開発も、顧客ニーズを確認してから行うべきです。しかし、現状は、いかに業者の方で自分の作りたいものを作っていることでしょうか。顧客ニーズを理解しなければ、良い商品など作れるわけがないのです。教師も同じく、生徒のレベルを把握してから教えます。

 

まず相手を理解しようとすることこそ、人生のあらゆる場面に作用する正しい原則です。それは人生の共通原則ですが、最も明らかなのは人間関係においてなのです。さて、私たちは、話を聞いて、以下のように返答することになるでしょう。

 

  • 評価する・・・賛成か反対かを表明します。
  • 探る・・・・・自分の視点から質問します。
  • 助言する・・・自分の経験に基づいて、助言を行います。
  • 解釈する・・・自分の動機や行動を元にして相手の動機や行動を捉え、解釈し、説明しようとします。

 

相手とコミュニケーションを図るにあたって、相手が本当に訴えたいことを言い終わらないうちに評価を始めてしまったとしたら、相手は心から打ち明けようとする開かれた空気を感じることはできないと思います。そうなりますと、メンタル的に安心をさせられません。

 

そういう状況で質問をされる、むしろ探りを入れられると、拒絶したくもなります。探りを入れるということは、相手を管理下に置き、心に無理やり入り込むようなものです。しかしこれでは心に壁を作ってしまいがちです。質問攻めにしたところで、相手は何も本当のことを言ってくれないのです。悩みを打ち明けたり、話をすることはありません。しかし相手は自分の傷つきやすい内面を見せるたびに、相手に見透かされているのが嫌なのです。私たちは、このような言い方に慣れてしまっているために、これが悪いことなんて考えてもみません。そういうときに、感情移入による聞き方を学ぶと、コミュニケーションが劇的に改善されることになります。多くの人々にとって、理解してから理解されるということは、最も有意義で即効性のあるものなのです。

 

言葉だけで他人を理解すると、私たちを制限してしまいます。自分の眼鏡をかけてその中から物事を見てしまうと、それだけ自分の理解力を制限してしまうので、本当に理解したいという気持ちや人格、相手との信頼関係、感情移入のスキルを身につけるまでは、他の人の立場に立って、その人の見ている世界を見ることは絶対にできないのです。

 

 

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