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問題が起きれば、それを対処することで能力が高まる

人は問題が起きると、それを障害物だとして避けて通ろうとします。邪魔者であれば、そのうち目の前からどかないかなと。しかしその問題から目をそらしているうちはいつまでたっても解決しません。その障害物や邪魔者が、人であったならば、むしろ問題を運んでくる人ということになるでしょうが、それをお互いの信頼関係を高めるための機会だと思えれば、お互いにとってプラスになることもあります。もっとも、この人間とは付き合うべき価値がないと思ったら、それは障害物でも何でもありません。

 

子供が悩んでいる問題があればそれを周囲の大人たちが本当に大切に思ってくれると実感できれば、そこに信頼の絆が出来上がるのです。悲しいかな、世の中のいじめ問題は、子供が悩んでいても見て見ぬふりを教師がしてしまう問題です。閉鎖空間の中では教師しか子供を助けてくれる人はいないんですよね。親も学校に行くなと言うべきでしょう。それで内申点とか気にする必要はないのです。命以上に尊いものはありません。今の世の中、いい大学へ行ったところで救われるかどうかわかりません。より良い人生を生きられる確率は上がると思いますけれども。本当に大切に思っていると実感できないから、一線を越えてしまう人が出てきてしまうのです。いじめによる自殺こそ、避けようと思えば避けられる問題はない気がします。特に大人が避けようと思わないから起きる悲劇です。子供はか弱いのです。

 

さて、ここはいじめ問題を語る場所ではないので、この辺でやめておきますが、信頼の絆を作ることが大切であって、この考え方は、ビジネスにおいても有効です。顧客がサービスの提供者から大切にされているか、特にその顧客だけを、と言う気持ちになれば。顧客の心を強くつかむことができます。顧客がクレームや問題を持ってきたときも同じです。それがどんなに些細なことであっても、サービス提供者、店で例えれば店員ですが、意識的にその問題を顧客との関係を築く最高の機会と考えるようにしましょう。クレームを受けても、積極的な態度で対応し、顧客の喜ぶ方法で解決しましょう。店員が目の前の顧客に尊敬と礼儀を尽くし、心地よいサービスを提供すれば、多くの顧客は他の店でサービスを受けようとは思わなくなるでしょう。

 

効果的な相互依存関係は、真に自立したもの同士でしかできないと申し上げました。そしてそれには人格と言う土台が必要になります。単に交渉テクニック等の表面的な技術に固執していては、本当の成功に達することはできません。

 

目の前の問題を障害物や邪魔者と考えて、顧客のクレームをそのままにしていては、関係を悪化させるだけですし、しかもいやいやながら対処していては、関係を改善させることにはなりません。お互いにいやな気持だけが残ってしまいます。

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