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ビジネスでは絶対に胡坐をかくな

携帯電話市場において、世界トップシェアを誇ったノキアですが、多機能のスマートフォンに押されてしまいました。ノキアの衰退の原因は、独自仕様のOSに拘り、グーグルのアンドロイド等のOSに乗り換えるのが遅れたことと言われています。

スマートフォンの走りであったブラックベリーは、発売当初、ビジネスパーソンが社外にいる時にメールにアクセスしたいというニーズをうまくとらえました。しかも外部からアクセスするときのファイアウィールや通信速度の快適さ、添付ファイルが読める技術等で多くのビジネスパースンに支持されました。

しかし圧倒的に指示されていたブラックベリーも、技術の進歩によってその優位性を失っていきます。iPhoneをはじめとしたスマートフォン端末の登場です。されにビジネスだけでなく、SNS等の機能に対応できるため、ユーザーはスマートフォンに切り替えていきました。

ブラックベリーも、売れていたために対応が後手に回りました。自社製品が売れていると主力顧客は、スマートフォンにシフトしていないように見えてしまったことでしょう。それに確かに、ブラックベリーに慣れてしまうと、他社製品に乗り換えるのが大変です。いわゆるスイッチングコストがあります。また当然、ヘビーユーザーが一定数存在していました。これで完全に世の中の流れに乗り遅れてしまいます。

ハーバードビジネススクール教授のクレイトン・クリスチャンセンが、一世代前の方式で成功した企業が、次世代の方式ではトップに残れないという現象について明らかにしました。一度は大成功を掴みながらも、その後苦境に陥っている企業は数多くあります。そのくらい成功とは長続きしないものです。今は大成功している企業も、その勢いがいつまで続くかは予断を許さないものなのです。

企業はヒット商品を一つ生み出して、勢いのあるうちに、次のビジネスを仕掛けていかないといけません。その次のビジネスが当たるかどうかなんてわからないわけです。勢いがあるうちは余剰資金もあるでしょうし、場合によっては資金調達に恵まれた環境でもあります。こういうときには、多少失敗をしてもいくらでもリカバリーができます。

主力商品がコケ出してから、動こうと思っても、資金が枯渇し、さらに借り入れもしずらくなります。余力がないので、冒険もできません。そのため、数多くの失敗してそのうち一つでもあたりを見つけるという方法が取れなくなります。慎重になって動けず、後はじり貧を待つばかりになります。

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