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人生の成功を阻害する最大の原因とは

近年、思想が薄っぺらとも言われています。紀元前と紀元後数百年には、今でも教科書に残るような立派な思想家が、数多くの優れた思想を残し、我々に人生の示唆を与えてくれています。ここ最近の啓蒙本と言われる中には、非常に技術的なものが多く、成功にはタイミングや運などの要素もあるのに、そういったものを度外視して、再現性があるかの如く書かれています。

 

求める方もそうだからというのもあります。さっさとボールやシュート、ナックルの投げ方を教えろ、それを教える本ばかりが世にあふれ、その前に基礎体力をつけろという考え方はあまり好かれません。

 

コンサルティング一つとっても、今結果の出ることだけしかお金になりません。お金を払っている方はそれを求めているからではありますが、実は結果というものはすぐさま出るものでもありません。すぐさま出る結果とは、たかが知れており、社会を変えるような大きなムーブメントを起こすことはできません。

 

右肩上がりの時代であれば、テクニックに寄っていても、それなりの結果は出しやすかったと思いますが、混迷の時代で、明日がどうなるかわからない世の中においては、そういったテクニックというのは、学校で詰め込み勉強を繰り返し、中身を丸暗記するようなもので、そのときのテストであれば効果的ですが、テストで良い点数を取る以外、何の役にも立ちません。

 

今我々に必要なのは、考え方の土台になるモノをいかに習得するかにあります。成功は生み出していくしかないのです。政治であれ経済であれ、土台を忘れて、基礎工事もせずに、柱を立て、屋根をふき、壁をつけるだけです。地震が来たら壊れてしまうようなもの。

 

農業の刈り取りであれば、種を撒く努力を怠り、そこらへんに生えている食物をひたすら刈り取ってしまうようなものです。食物がなくなれば、もう終わり。

 

勉強や仕事ができることも大切ですが、世間で成功されている方の多くは、人格者も少なくありません(もちろん人格はそっちのけでテクニカルで成功してしまった人もおりますが)。人を動かす人は、人格もまた身に着けています。テクニックだけで長期間成功することはできません。人に対して態度を変えるとか不誠実のままでは、いずれ相手に不信感を持たれ、ます。信頼という土台なくして、長期間に成功することはないのです。土台となる優れた人格があって初めてテクニックが生きてきます。優れた人格者は人との比較をしません。比較をしないから、妬みも多くは見えません。妬みは人と比較してしまう自分の弱さから出てきます。

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