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責めたらいかん、自分を責めずに世間を舐めて、世渡り上手に

非暴力を訴え続けたマハトマ・ガンジーは「自分さえ投げ捨てさえしなければ、誰も私たちの自尊心を奪うことができない」と言いました。

 

社会がどういおうと、他人に何を言われようと、あなた自身がどう思うか次第なのです。知り合いの社長さんで何億円もの借金を抱え、給料未払も少しばかり発生し、銀行、債権者等から責められている人がいました。こちらから見ていると、お手上げして破産してしまった方が良いのではと思うのですが、その社長さん曰く。

 

「自分が会社を潰れたと思う時が倒産したときだ。自分が会社を潰れたと思わない限り、誰が何と言おうと会社は潰れていない。」

 

そう言って、いまだに頑張っています。本来ならば、会社は続いてくれた方が、債権者も債権を回収できるからいいはずなのですが、みんな寄ってたかって会社をつぶしたがる行動をとります。少しは、支払いを待ってあげるのも決して悪いことではありません。とりっぱぐれは発生するかもしれませんが、追加で商品を納品したりしなければ、それ以上の損害はないはずです。

 

もう一つ理由があるとすれば、従業員は会社が潰れた方が、国から給料の一部を代わりに支払ってもらえる制度があります。別の会社では、従業員の方々が労働組合で寄ってたかって、社長に潰れてください、と嘆願していました。また銀行としても、潰れてくれた方が損失で落とすこともできます。債権者も同様ですね。売掛金で上がったままになってしまうよりは、潰れたから回収できないと言って特別損失で落とした方が、税金の支払いが少なくなります。前者の従業員の給料については切実な問題ですが、後者の特別損失で落として税金を軽くするというのは、税制が悪いとも言えますね。

 

少し話がそれましたが、誰が何と言おうと、会社を潰すのは社長である自分自身と言えます。だから自分の身に起こる出来事で、誰しも傷ついているわけではないのです。その状況を自分で認めてしまうことで初めて自分を傷つけてしまいます。

 

会社をやっていれば、誰しも潰したくはありません。潰してしまうと、それが自分の中で失敗の烙印を一つ押してしまうことになります。だから、会社が倒産したと自分で認めることで、自分の自尊心を傷つける。それは誰から言われたからではなく、自分自身が決めたからそうなったと言えます。

 

他人に潰れたと言われて、会社を潰さざるを得なくなったとしますと、会社が潰れた原因を作ったのは自分自身なのですが、究極の反省はしないかもしれません。心から、今も状況は自分の行ってきた選択の結果だと思えるまで、その失敗を続けた方が、次のステップになります。そこで勤めていた従業員は他の会社へ行けば生活できますし、銀行や債権者は他の会社と取引していれば運営できます。だから社長さんは気にすることはありません。

世間を本当に舐めたらいけませんが、それくらいの覚悟で世渡りをしていきましょう。

 

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