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ウィン・ウィンという言葉に騙されてはならない

自分の立場や地位から力を借りることで、ウィン・ルーズを求めるか、あるいは他の人に好かれようと思ってルーズ・ウィンを求めるか、そうなってしまうと不幸でしかありません。人はウィン・ウィンを口先では語りますが、実際は相手の話や意見を聞くのではなくて、相手を操りたいだけという人も少なくありません。いやーお客様のためを思って、という営業マンほど、自分のインセンティブしか考えてない奴はいないのです。表面的な言葉に騙されてはいけません。

自分の心の安定性や自尊心に欠けている人は、価値観の変換を起こす勇気や力がないために、現実をすべて今の価値観に当てはめようと考えます。そういう人は、相手を自分と同じ考え方に仕向けようという強い欲求を持っています。そのため、異なる意見を得ることが人間関係のもたらす利点を言う考えに気づくことがないのです。

本当にお互いの意見が一致するということは、ある意味面白いことではないのです。相乗効果を起こすためには、まずお互いの意見が一致しないということを前提として、自分自身の中で相乗効果を発揮することがスタートラインである。

論理的、言語的、左脳だけに頼っている人は、大きな創造力を必要とする問題に突き当たったときに、考え方の物足りなさを実感することでしょう。そういうときには右脳を使わなければなりません。右脳が目覚めると、創造性が高まり、新しいストーリーを作り始めることができます。それまでは気づかないままに、右脳の能力を潜在化してしまっていただけなのです。学校教育では右脳を使う訓練をあまりしていませんから。

直感的、創造的、ビジュアル的な右脳と、分析的、論理的、言語的な左脳の双方を活用することができれば、脳の全体能力を発揮することができるようになります。まずは右脳と左脳の双方を活用させることで、自分自身の中での相乗効果を高めていくのです。

そもそも人生は論理的なことばかりではありません。感情的な側面も存在しています。

相乗効果の本質は、相違点、つまり知的、情緒的、心理的な相違点を尊ぶことです。それは、全ての人は自分の観点から世界を見ていると理解することから始めましょう。自分は絶対的に客観的に見ている、自分の考えていることが正しいと思い込んでいたら、相違点を尊ぶ気もちにはなりません。なぜならば、自分とは異なっている意見は「間違っている人の意見」なので、話を聞くだけ無駄だと思ってしまうのです。人は誰も自分は客観的だと考えています。そして大抵、自分は世の中を俯瞰的に見ているものの、他人はその中の一面しか見ていないと思っているのです。

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