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アメリカ型お金持ちと日本型お金持ちの大きな違い

アメリカのお金持ちの全てがとか日本のお金持ちの全てが、ということではないことをまずお断りしておきますし、そんな傾向があるというイメージです。

日本のお金持ちの方が、ため込む意識が強いと思います。アメリカのお金持ちは入ってくる、使う、使う以上に又入ってくる。入ってくるから使うんじゃなくて、使うから入ってくる、そんな感じです。アメリカのお金持ちは財団を作って、貧しい子供のためにとか貧しい地域のためにとか、自分のお金を社会貢献に使っている人が多いのです。日米の税制の違いだよという人もいますが、それだけではないと思います。

アメリカの国の成り立ちが、移民国家で、さらに開拓をしていき、定住型ではなかったために、お金を貯めこむよりも常に稼ぐことが前提となっていたこともあるのでしょう。日本の場合は農耕民族ですし、定住型ですから、移動を前提としていないため、お金を貯めこむことができたともいえます。

どちらの方が我々一般庶民からすれば魅力を感じるかというと、アメリカ型のお金持ちの方がいい人に思えます。ひがみでも何でもいいんです。どちらの方が好きか、嫌いか。守銭奴よりも周りにお金を使ってくれる人の方がいいじゃないですか。

この国民性というものは、個々人では大したことではないかもしれませんが、国としてみた場合に大きな違いとなります。アメリカはこれからも世界の中心として、世界をリードしていくと思われます。優秀な人やお金がたくさん集まり、イノベーションが起き、経済が活性化して、さらに魅力的になり、もっと優秀な人やお金が集まっていく、好スパイラルが予想できます。それに引き換え、日本はどうですか。説明の必要もないですよね。

個々人の違いが集積して、国家というマクロで見たときに、全てが変わってしまいます。アメリカでは市場をオープンにし、大きなお金が動き、そして経済のパイが増えていく方向に動きます。しかし日本では、市場がどちらかというとクローズしてしまって、大したお金が動かず、経済のパイの奪い合いになってしまいます。

アメリカは日本以上に犯罪が多いとは思うものの、日本において、オレオレ強盗や巨額詐欺事件の報道がなされるたびに、パイの奪い合いが経済活動以外でも行われていることに心も痛みますね。

アメリカでも、トランプ氏の出現により、移民を歯止めしようという動きになっていますが、その辺はバランスを取ろうとする国ですから、経済原理に沿った経済運営がなされていくに違いありません。

アメリカでは自国市場を全世界に対してオープンにして、世界中からヒトやモノ、カネ、そして情報が流入しやすいようになっています。流入しやすいということは流出もまた自由です。流入するだけで流出がしにくいとなると、中国みたいに、色々な国から不都合と思われる国にしかならず、中長期的に健全な発展は難しいと思います。今までは人口の増加というマーケットの魅力で色々な国の企業が中国に進出していきましたが、トータルで考えると、あまり得にならないのではないかと思います。もちろん中国への進出はやめた方がいいと明言しているのではなくて、上手くやっている人はやっていますし、私も中国で成功している日本人は数多く知っています。しかし失敗する人(させられる人?)の方が多いと思います。お金を入れるときはガンガンどうぞ、お金を海外に出すときには出しづらいという考え方で経済運営がなされてますし。

それは国家レベルという大きな話でなくても言えることで、貯めこむだけしかしない人が増えてくると、そういう人に対する流入もなくなってきます。取られるだけでは周りの人間が疲弊してしまいますからね。さあ、どちらがお金持ちになれますでしょうか。

いつの間にかアメリカと日本の対比が、アメリカと中国の対比になってしまってますが、、、

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