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大人が夢を持てる社会なら、年金財源問題も解決できる

夢は子供か布団の中で見るものか、大人が夢を持つと「アンタバカぁ~」「現実を見なさい」で一蹴する風潮があります。

 

夢を見るのは悪いことではないと思います。むしろ現実ばかりしか見ていないから、老人になったら早く安楽死ができるようになってほしいとか、新橋の夜に酔っ払いばかりが出没するのです。

 

ここで夢のない話をしますが、日本に閉塞感をもたらしている元凶の一つは、会社側が首を切りづらい制度です。本来は労働者にとって良い制度に思えますが、現実的には会社は一度雇ってしまうとなかなか首を切れないから、次に雇いづらい。でも全く会社に適合していない。従業員も決して居心地が良くなくなる。ここで会社が首を切りやすくすると、労働力の流動化が進み、ちょっと雇ってみたけど、ダメそうだね、次で頑張ってね、と適材適所が生まれやすくなります。実は労働者の権利を守りすぎて、逆に労働者に不利になっていることに気づかなきゃいけない。もう一つは社会保険です。半分会社が払う制度を辞めてしまうと財源問題にぶち当たるのはわかりますが、あれが人を雇いづらくします。とにかく抜本的に変えてしまった方がいい。

 

労働の流動化が進めば、なるべく自分が向いた仕事につく可能性が広がると思います。別に夢を果たす手段は起業だけではありません。サラリーマンとして企業に属することでかなう夢もあるはずです。でもやはり、夢を叶えるのは「起業」だとは思いますがね。

 

夢を持たないことはよくないですが、夢を持っても行動しないことはもっと悪い。本来夢には、人を行動に駆り立てる力があるのです。最初はこんなことしたい、という軽い気持ちでいいのです。それが行動に移すことで初めて現実化していきます。おそらく夢を持たなかったら、エジソンだってあれほどの発明を世に出してませんし、ディズニーランドなんて夢の塊ですよ。それを作ったウォルト・ディズニーが、「アンタバカぁ~」「現実を見なさい」といういかにも日本人臭い説教を真に受けていたら、あんな夢の国なんてできてませんよ。できたとしてもネズミとかあひるの動物園でしょう。それで入園料取って終わりなディズニーランドですね。

 

子供が描く夢よりも、実は大人の描いた夢の方が、大きなビジネスになったり、世界を変えるものになりえるのです。だから大人こそ夢を持てる社会にしなければなりません。それを後押しすることのできる社会でなければならないのです。大人が夢を持って生きている社会は、自分たちも大人になったらああなりたいと思える子供をたくさん輩出することでしょう。老人になって、年金暮らしではなくて、死ぬまで一生夢を追いかけている社会になれば、リタイアしてもまだまだだな、と大人ですらもわくわくするかもしれません。定年退職後年金暮らしを待望するのは、仕事が楽しくないからです。仕事が楽しければ、もっと続けたくなるものです。それはひとえに夢のある仕事ではないということです。

 

他人の夢を妨害しない、そんな夢を社会で支えてあげられるゆとりのある社会。そんな余裕がないのが現実で、これこそ夢かなと思ったりはしますが。

 

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