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大きな成功を収めるには、一つ一つを細かく分解して、その一つに集中すること

以前、フィギュアスケートで金メダルを取られた荒川静香さんの言葉がすごく印象に残っています。「順位は気にせず、新しい採点法に対応するため、演技ごとに自分の欠点を明らかにし、一つ一つをどのように完ぺきにこなすかに集中していました。」

フィギュアスケートの判定法は、ものすごく細かいのです。技術点、構成点、減点を算出して総合得点で勝敗が決まります。要素の入り方、ジャンプ要素やリフト要素では踏切り、スピン要素ではフライングであるか否か、回転数、そのレベル、構成点としては、スケート技術、要素のつなぎ、動作や身のこなし、振り付けや構成、曲の解釈、転倒などの違反行為等々。スケーターも大変ですが、採点者も集中力が問われるスポーツです。

さて、荒川静香さんの言葉ですが、金メダルを取ることを目標にしてしまうと、緊張するだけですが、一つ一つの演技をなるべく完ぺきにこなすということを目標にすると、一つづつクリアしていけばよいことになり、その結果が、金メダルへとつながったのでしょう。

これはビジネスにも応用可能な考え方ではないかと思います。最初から利益を出すこと、結果を出すことを目標にしてしまうと、緊張したり、上手くいかないとメンタル的にもがっくり来てしまいます。例えば、今月は赤字でも5件取ると決める。来月は損益分岐点を目標に6件決める。最初から5件はきついから2件確実にとって、3件は保留にして数か月後巻き取る。そもそも営業して結果は出せないから、ひとまずはアポイントを5件取ることを目標にする。段々出る結果が小さくなっていっていますが、自分の出せる結果をまず目標にして、そのレベルを上げていく、という考え方で良いのではないでしょうか。

荒川静香さんの考え方は、緊張状態の中で実力をどのように発揮するかといった優れた教材になります。戦略を立て、一つ一つこなしていき、その一つにまずは集中すること、それは結果を意識しない、緊張させすぎない気持ちを作り出したに違いありません。

実力が高まって、何度も何度もクリアする経験を重ねるほど、脳の中に勝ったイメージ記憶を植え付けることができます。そして勝つ喜びを、勝つ癖を脳に与えることが成功への道と言えます。

あともう一つ。笑顔になると、口が皿型になり、幸せが上から降ってきたときに受け止めてくれる、という非科学的な言い伝えがあります。それが真実かどうかはともかくとして、脳の疲労を取ったり、リラックスするためには楽しいことを考えて笑顔になった方がいいようです。確かに笑顔のまま緊張状態にしておく方が難しいですよね。薄ら笑いはキモイですが、常に笑顔でポジティブシンキングで、成功をつかみ取りましょう。

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