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21世紀型スキルを活用しなければお金持ちにはなれません

ダーウィンの言うところの「変化に最も適応できる種」とはどんな人のことを言うのでしょうか。

 

ここ半世紀見ただけでも、以前のテクノロジーはもはや時代遅れになっています。ワープロ機とかポケベルなんて全く見かけません。そもそも必要もありませんからね。しかも今、人気が出ている仕事も半世紀前には存在していませんでした。例えば、機械学習のプログラマー、ウェブ開発者等。

 

今までの時代、これからもそうですが、学ぶことを重視し、評価してきました。しかしどちらかと言えば、大学入学までの学力だけで、それ以降の学びを評価することはしていないと思います。それ以降となりますと、例えば資格試験は評価されています。色々な資格で年間何時間研修を義務付けてはいますが、そうは言ってもその研修自体を評価することはありません。あくまでも世間的な評価は資格を取得したこと、それまで学んだことを評価します。

 

学ぶこと、そのものははっきり申し上げて20世紀スキルでしょう。急速に変化しているデジタル時代のスキルとはかなり異なるものです。20世紀スキルで評価されていたことは、学び、覚えていること、その範囲の中で応用力を利かせること、以上、でした。むしろ記憶に重点が置かれていたと思います。受験勉強ではほとんど暗記ばかりでしたでしょう。しかし記憶はハードディスクで十分ですし、ネットのどこかには書いてあります。

 

半世紀近く前に、未来学者のアルビン・トフラーは、著書の未来の衝撃の中で、「学び、学んだことを忘れ、再び学ぶ」重要性を説いていました。さすがは未来学者です。半世紀も前に21世紀型スキルを予見していたのです。20世紀スキルでは学んだことをいかに忘れないかが重要でした。しかし21世紀型スキルは学んだことをまずは忘れることがスタート地点になります。

 

PC、今やスマホが記憶媒体となり、テスト勉強のスキルは、ネットのどこかに書いてある、あるいは誰かに聞けばわかるものです。正直、そんなところに能力を割いていては時間の無駄でしかありません。これから大切なスキルは、学び、さっさと忘れ、再び学びなおす、といった機敏な学習能力にあります。

 

それ故、学ぶことそのものは20世紀以上に大切になるでしょう。学び続け、古いルールを捨て去り、不確かで予測できず、変化している社会では、その時点での最適解をあらゆる手段を講じて見つけ出す能力です。正直、記憶していることそのものに価値はなくなります。但し、記憶して、頭の中に残っていることが、その後で別の情報を入れたときに化学反応を起こし、新たなものを生み出すきっかけになります。

 

ですから、勉強は今まで以上に重要です。暗記までする必要はありませんが、頭の体操程度に暗記してみることは決して悪いことではありません。しかしそれを社会で暗記を評価することは、人を21世紀型人材から遠ざけてしまうことになりかねず、うすうす一般人は気づいていますが、上の人こそ、世界的な競争力を失わせる行為であることに気づくべきでしょう。しかし彼らがそれに気づくということは、自分たちが記憶力の優越さで勝者となりえたことに対する自己否定になってしまいます。それゆえ、我々は自分たちで先を目指すしかありません。

 

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