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お客さまを選べば、逆にお客さまから選ばれる

まずはお客さま候補をなるべく多く集め、その中から見込み顧客を選別し、教育し、彼らからの情報を入手する機会を得ることができるようになりました。次に、あなたが、その中から「誰を」お客さまにしたいかを選ぶ段階になります。ここまでくれば、あなたのお客さまに対応する許容量をフルに活用して、その人たちにサービスを提供していけばよいのです。

 

そもそも売り手市場になる目的は、お客さまにすることで仕事を共にしていく相手を探し、その選択権をあなたの方で持つことにあります。お客さんをこちらで選んだら、不思議なことに買いたいと思う人が自然に集まってきます。もちろん他社で十分にお客さまが満足する商品を扱っていないことが前提ですが。

 

そのためには、どんなお客さまに当社を使ってもらいたいのかを明確にすることです。ラーメン屋でも例えば、ガテン系求む!とアピールすることで、アルバイトの募集みたいですが、体力勝負で仕事をしている人たちがお客さまとして集まってきます。逆にそれ以外の人たちからは敬遠されますが、それはそれでよいのではないでしょうか。八方美人なビジネスはもはや受ける世の中ではなくなりました。

 

もちろん上記の場合、店主がガテン系の人が好きであること、話が合うことが前提です。あなたが一緒にいて楽しいお客さまだったら、気の合うお客さまだったら、熱心にサービスするのではないでしょうか。嫌なお客さまを相手にしていたら、一生懸命サービスするのもアホらしくなってきます。熱心にサービスすれば、お客さまにその気持ちはダイレクトにつながります。そしてあなたの仕事ぶりを高く評価してもらえます。

 

そもそもあなたと気の合うお客さま、つまり価値観が似ている場合には、あなたの仕事やサービスにほれ込んでしまい、対価を支払うことをいとわなくなります。お客さまもあなたと過ごした時間にとても満足し、似たような人たちに話す(口コミをする)ことで、よりお客さまを惹きつけます。

 

どうしても買ってほしいからと言って、無理にサービスを提供すると、お客さまの方もそこまで無理に欲しいものではなかったとか、文句を言い始めるかもしれません。繰り返しになりますが、Apple社はAppleのファンに商品を喜んで買ってもらっています。そのファンも一つのステータスになっています。その結果、多くの人が新発売のときに店の前に並んで、行列を作り、新製品のiPhoneをSNSに投稿して、さらにその情報が拡散します。熱狂的なファンはアンバサダーとなってくれます。だからこそ、ファンを選別し、そのファンへ優先的に製品を届けようとするのです。

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