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飲食店の集客は何が一番効果的?口コミ一択!?

集客とは結構地道なものです。今日何かやったから明日ドカンと顧客が来るということはほとんどありません。確かにテレビで取り上げてもらったら、しばらくどっとお客が来ることもありますが、1週間たてばいつもの閑古鳥に戻ってしまいます。また、テレビを見てくるお客さんは基本ミーハーですから、一度来ただけで、その後、よほどのことがない限り再来店する可能性はかなり乏しいものです。一瞬神風が吹くときはありますが、そのような神風はほとんど長続きしません。

業種、業態、コンセプト、立地、スタッフ、これらの組み合わせが違えば、効果的な集客方法は異なります。まず集客はある程度のコストがかかるものです。コストをかけないと自ずとやり方が限られるだけでなく、安物買いの銭失いになります。そこで販促費をどこで捻出するかも思案のしどころになります。月次の損益計算書や資金収支表を作成していれば、どこが削れるか削れないかも一目瞭然です。

集客で求める結果は、当然のことながら売り上げや利益の最大化にありますが、まずは新規集客であり、既存顧客のリピート率を向上させる。この二点です。飲食店の場合、顧客がリピートすることを前提とすれば、新規客の場合には採算度外視で集める覚悟も必要です。但し、個人的には儲けはなくてもいいけれど、赤字はなるべく避けたほうが良いと考えます。必ずリピーターになるとは限らないことはご存知の通り、つまりクーポン付グルメサイト経由のクーポンホッパーは頭の痛い顧客ですし、そもそもクーポン付グルメサイト以外の販促を用いたとしてもそれは同じこと。新規顧客で儲けはよいと考えるだけで販促効果は高まります。それだけ多くの予算を取ることができ、次から次へと仕掛けることができます。販促には小さいながらも継続性が大切です。いずれにしてもリピーターさえ確保できれば2回目の来店時に利益が出ればよく、3回目、4回目にもっと利益が出ます。

販促や広告というのは、飲食店にとってコストでなくて、投資なのです。顧客資産を増やすための投資。顧客さえ増えれば、後は収益率の勝負。顧客資産が3000万円だとして、その収益率が年率8%であれば240万円、顧客資産が1億円になれば2,400万円になります。
お店にとって顧客資産の質を高める方法は、一人当たりの単価を上げたり、もしくはリピート回数を増やせばよいことになります。

さて、結論から申し上げましょう。飲食店にとって新規顧客を獲得する販促の黄金ルールとは、それは「口コミ」です。販促の手法は、ビラ巻き、フリーペーパー、SNSと変われど、顧客が一番来店動機を高める方法は、過去も昔もそれは「口コミ」でしょう。飲食店が自分のところで情報を発信しても、雑誌で紹介されても、グルメサイトで上位表示されても、点数が高くたって、いい口コミが書いてあっても、「金もらってんじゃねえの」疑惑は消えません。友達の「あの店美味しかったよ」の一言には永遠に勝つことはできないでしょう。
第三者からではなく、友人、家族、知人からの一言こそが最強の集客媒体であるということです。

販促の業者に、いくらお金を払うかを悩むのではなく、いかに口コミで発信してもらうかに頭を悩ませたが方が健全ですし、最終的にあなたの店の顧客資産を高めることになります。一度ここで既存の販促手法が、本当に費用対効果の高いものかどうかについて、ゼロベースで考え直してみるとよいと思います。

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