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主要な交通発生源において、集客につながる人の流れの見方を考える

交通発生源には駅以外にも大型小売店、レジャー施設、交差点もあります。

 

<大型小売店>

大型小売店はデパートやスーパーマーケット、ディスカウントストアーやホームセンター、ショッピングセンター、大型書店、大型電器店等も入ります。

 

以前にも指摘したように、これらの店は、自店と競合する場合もあります。また、商品の品揃え、価格帯、品質、あるいは催事場等により、来店する人の所得層、性別、年齢層が異なります。大型小売店の定休日にはガタっと来客が減ります。

 

一般的に、その大型小売店の年商が10億円レベルであればそれほどでもなく、20億円レベルならば強い。50億円レベルならば相当強いと考えます。交通発生源として、その影響が期待できる規模の目安は、自店が期待する客数の10倍以上の来客があることです。もし100人の客数を毎日期待するのであれば、毎日1000人以上の客数を集める大型小売店である必要があります。箱が大きいだけでは、交通発生源にはなりえません。

 

<レジャー施設>

面積5,000m2以上の大型レジャー施設も交通発生源になると言われています。どんなものがレジャー施設に該当するかといいますと、競馬場、あるいは場外馬券売り場、野球場、サッカー場等の大型スポーツ施設、映画館や遊園地、テーマパーク等です。スポーツ施設で注意が必要なのは、年間100日以上集客しているかどうか。そこに来る人の性質が自店に合っているか。宝石を取り扱っている店にとっては、場外馬券売り場が交通発生源になるとは想像できませんよね。大当たりした人が衝動買いするかもしれませんけど。後は、そのレジャー施設の周辺に駅がある場合には注意が必要です。なぜならば、どの駅からもアクセスできる場合は、人が分散してしまって、その分集中度が低くなってしまいます。ある駅からしか行けない、そこに行くためには一本の道しかないという方が、立地としては優れていると言えます。建物にしても、出入り口が多ければそれだけ分散してしまいます。

 

レジャー施設の集客規模は、自店の集客数の20倍は必要です。年商50億円の大型小売店の場合、一人当たり平均購入額を3,000円とすれば、166万人は集客していることになります。見に来るだけの人も多いでしょうから、300万人は訪れていることになるのです。レジャー施設の場合、外から眺めているという場合は少ないでしょうから(お台場のガンダム立像のような場合はともかく)、大型小売店の2倍である、20倍が目安となってきます。

 

<交差点>

交差点も交通発生源と言えます。概ね大きな交差点の近くには駅や大型小売店があるものですが、このような施設に隣接していなくても、通常の幹線道路同士が交差している場所でも、交通発生源となりうるものがあります。

 

交差点が交通発生源となるためには、人が立ち止まる構造となっているか。その場所以外では横断することが難しいようなところがベストです。川や鉄道などで囲まれ、そのエリア外に出るためには必ずその交差点を通らなければならない場所も交通発生源となります。

 

人は細々とした道よりも、大きな道が好きです。おそらく大きな道の方が分かりやすいのが理由です。中には細々とした裏道の方が、探検しているようで面白い、ということもないわけではありませんけれども、通常は大きな道に集まってきます。その交差点が、人が立ち止まりやすいかどうか、歩いてチェックすることをおススメします。思わぬところに集客に適した名所があるかもしれません。

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