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交通発生源を見極めて集客に、それ以上に自社が交通発生源になることの方が大切

人には一定の行動パターンがあります。会社へ行くときに朝何時に起きて、何時くらいにこの交差点を曲がり、何時に駅から会社のある駅へ、何時くらいにこの道を通って、そして会社へ。帰りもしかり。このような多くの人のパターンが重なることで、人が集団になる場所ができます。その多くが、駅や、大型小売店等になるのですが、このような場所には人が集中し、その場所からまたいろいろな目的地へと離散していきます。このような場所を「交通発生源」と呼んでいます。

人が通る場所は、衝動来店型の商売にとっては、最適な立地と言えます。お祭りの門前に屋台が並ぶのも、駅前が栄えるのも、この効果なのです。とはいうものの、人が集まるから商売繁盛となるかと言うとそうではありません。駅前でもシャッター商店街という寂れたところはあるものです。

衝動来店型の集客に依存していると、人は集まるのに、商売繁盛につながらないということもあり得るのです。但し、交通発生源を見極めておくということは、集客にとって大切な視点です。自店の売上に大きな影響を与える施設はどこにあるのか。デパートやスーパーマーケットで特売セールをやっているときには多くの人がやってきて、その近辺にある店にも人が訪れる可能性が増えます。逆に休店日には売上は減る可能性が高まります。こうなるとあなたの店にとっての交通発生源は近くのデパートやスーパーマーケットと言うことになります。

近くに集客力の高いデパートがあったとしても、デパートの中にあなたの店と類似の店があった場合には、その店と差別化ができていなければ、デパートの中の店で済ませてしまうということもあり得るでしょう。デパートやスーパーマーケット等を交通発生源と考える場合には、その中の競合店を注意深く観察しておきましょう。

さて、人が集まるところは全て交通発生源と言えるかと言うとそうではありません。例えば、市役所や小中学校等は全く交通発生源にはなりません。特に小中学生は文房具以外で学校の行帰りでどこかに立ち寄ることは少ないでしょう。え、ゲームセンター?先生に怒られませんでしたか?

店が駅の近くにあっても、駅を利用する人にとって通る必然性のない道であれば、店の認知は広がりません。駅の乗降者数自体は少なくても、出口が一か所しかなく、その駅の利用者が必ず利用する場所に店を構えているならば、駅の出入り口は間違いなくあなたの店にとっての交通発生源と言えるのです。どんな人がそこに集まってくるのか、なぜそこに集まってくるのかを観察して、その交通発生源が売り上げに寄与するのかを判断しましょう。

以上のように、交通発生源を見極めることは重要です、しかしながら、この交通発生源が駅であれば、将来的にもあり続けるでしょうが、近年、大型小売店も、景気の波に飲み込まれ、閉店も増えて来ています。突然、あなたの店にとっての交通発生源がなくなってしまう危険性もあるのです。

あなたの店も、いち早く衝動来店型から目的来店型へと集客の舵を取らなければいけません。集客を他人に依存するのはやめましょう。店にとっての広告掲載サイトの利用も全く同じことです。自社がメディアになり情報発信主体となることです。いわゆる自社が交通発生源になることと言えるでしょう。

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