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ツイッターの、ツイッターによる、ツイッターユーザーのための教科書(1)

“Textbook of the twitter, by the twitter, for the twitter users!”と、ここでいきなり第16代アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンの名言をもじってみる。歴史的名言にはなりえないことを確信しつつも、自分がツイッターを語るより、ツイッター社にツイッターのことを語ってもらう良いというのがここ数日のブログの趣旨である。

 

今回はツイッター社の資料で「(広告ツイートの)クリエイティブの作り方」について、簡単に説明してみよう。

 

  • 1秒でユーザーの「共感」を得る(1行目と画像/動画)。
  • 商品メリットを整理して納得させる(2~5行目)。
  • 何をしてほしいかを明示してアクションを促す(最後)。

 

最初から高難易度だ。「共感」とは他者と喜怒哀楽の感情を共有することである。他者が悲しそうにしているときに、自分も悲しい思いができるか。共感から、友情や愛情が始まる。そもそもどういうときに共感が生まれるのか。いつも近くにいれば、今日は顔が赤いとか、腹が痛そうだとか、子供が小学校に入学したとかわかるかもしれないが、お店と(潜在)顧客の関係のときには、お店側は顧客の個別事情を知りえないことがほとんどだろう。その場合、一般論としてツイートする必要が出てくる。例えば夏は「今日は暑いですね。水分補給を忘れず、熱中症にはお気をつけて」、冬は「今日は寒いですね。夜からは雪の予報が出ています。お早いお帰りを」と、そんな内容が無難だろう。スターバックスのツイッター戦略(2018年1月9日弊社ブログ)のところでも記載した通り、世の中の空気を大切にする必要がある。なお、ツイッターは、「インパクトだけ追い求めた割引訴求」「説明が冗長な書き文字的テキスト」をNGとしている。それゆえ「1秒」で伝わる共感でなければならない。

 

「商品メリットを整理して納得させる」では、ここでしか食べられない限定メニュー、それがいくらで提供しているか。健康にいいメニューであれば、「発汗性が高く、内臓脂肪を燃焼、ダイエットにいいカレー」、ツイッターキャンペーンを行う場合には、抽選で〇名様にカレー一皿無料券プレゼント、というのも具体的なメリットと言える。なお、ツイッターは「一方的な作り手のこだわり」「具体性のない抽象ワード」をNGとしている。あまり例はないだろうが『「ソマリア直輸入の塩」にこだわった塩ラーメン』といったところで、売り出し方によっては話題性も生まれそうだが、ソマリアの塩にこだわっても。ソマリアって塩有名だったっけ(すしざんまいの社長が海賊を撲滅するといっていたような)、そもそもソマリア(東アフリカ)ってどこよ、になる。このようなお客様にとって何のメリットもないワードは無駄でしかない。

 

「何をしてほしいか明示してアクションを促す」では、URLをクリックしたら、登録ページへ行くのか、サンプルがもらえるのか、キャンペーン応募ページに行くのか、あるいはより詳細な情報が掲載されているのか、この点でもクリックしたことでどんなメリットがあるのかを分かるようにしておくべき必要がある。なお、ツイッターは「商品説明だけしてただURLを載せること」をNGとしている。これはURLだけでは、メリットがあるのかないのかわからないし、ユーザーが不安になるからだ。

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