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お客さまに合わせすぎるのは止めよう

安くしないと、あるいはお客さまのご要望に合わせないと店に来ない(サービスが売れない)というのならば、それはあなたの店(サービス)が何の魅力もないことを意味しています。幾度となくお客さまの欲しいものを提供しようと申し上げてきました。もちろんそうなんですけれども、その前にあなたは何をしたいのか、ということもまた重要です。

 

生きていくためには、好きでもないことをやらなければならないこともありますが、しかしながら、好きでもないことをやり続ける義務もありません。そもそも人と同じことをやっても埋もれてしまって誰からも見向きもされませんから、ここだけは譲れないという、あなたの信念を持ちましょう。信念というよりも「こだわり」ですね。

 

例えば、うちの店はどんなことがあっても地産地消しか扱わない。もし不作のため地元で手に入らない食材があったら、それは使わないで作る(不作でレタスが高騰したため、レタス抜きのサラダにするとか)。そもそも地元では豚を生産していないから、鶏肉しか使わない、当店の青椒肉絲は豚肉を一切使っておりません!こういったこだわりがあってもいいんじゃないでしょうか。場合によってはうちは目玉焼きにしょうゆをかけるので、ソースを使う人は店に来ないでください。こういう方がかえって話題になります。

 

その話題も賛否両論が出てきます。たいてい話題になるものが全部好意的な意見かというとそんなことはありませんよね。第三者の好意的な意見と否定的な意見があるから、SNS上盛り上がったりします。良くも悪くも尖っている意見の方が、炎上して拡散もするものです。そのような話題は、論争を提供します。

 

店に来る人は、あなたの信念を受け入れた人だけ。あなたの信念を受け入れない人は来店しませんが、受け入れてくれた方が仮に少人数だったとしても、そのような賛同者が集まってくれたら、店主として嬉しくないですか。

 

「目玉焼きにソースをかけるのか、この野郎!」とムカついて、客の顔を覗くよりは、「目玉焼きには醤油だろ、こいつおいしい食べ方をよくわかってるじゃねえか」とお客さまに対して思った方が気分的にも良くなるに違いありません。

 

当たり前で無難なことをやって多くの人に賛同を受けようと思っても、得られるものはありません。全員を喜ばすことはできません。ですから尖っていいので、少数の人だけを喜ばせるようにしましょう。それはあなた自身でも喜べるものでなければなりません。

 

あなたがやるべきことは、あなただけの市場を作りだし、そこにいる人たちにあなたの信念を伝え続けることです。その信念はあなたの人生観そのものです。人生観に少人数でも賛同してもらえるって嬉しくないですか?たとえ多くの人から否定されたとしても。

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