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開店前販促で認知度を高めておくことが飲食店経営を左右する

飲食店では開業1年未満に閉店するのが約3分の1というデータがあります。2年以内では約半分が閉店(居抜き情報.comさんのHP)。

ちなみに日本政策金融公庫の新規開業パネル調査(2016年12月28日)によると、2011年末に存在していた企業が2015年末に全業種平均では10.2%廃業しており、飲食店は18.9%と断トツ高いものになっています。

まずは1年継続することが大事。
ではなぜ1年継続できない店が多いかというと、簡単に言えば1年間資金が持たないからです。資金が持てば赤字でも店は続けられますよね。半年から1年は持つように潤沢に資金を持って始められれば良いのですが、そんなことばかりもいっていられません。そのため、まずお客を増やし、月次黒字化を前倒しで実現すること以外にはありません。

上手く告知し、立地が良ければ、開店時にお客が混雑することはあります。しかしそれも数日で引けてしまいます。いわゆる開店時のご祝儀ですね。物珍しいから来る人が多いのですが、そのときの来店顧客は思った以上に定着しないものです。
本当にお客様になってくれる固定客はじわじわしか増えていかないのです。有名グルメサイトに掲載しても、一時期よくなる気がするだけで、その時に来てくれた顧客が固定化するなんてことはそれほど多くはありません。

やらなければならないことは、あなたの店を早い段階からより多くの人に認知させること、開店時に潜在顧客の店に対する期待度をなるべく高めておくことにあります。当然、開店時から「味」や「サービス」が一定以上であることは不可欠です。
開店前に店のオペレーションに頭がいっぱいで、販促はチラシ巻いた、グルメサイトに載せたと安心しきっているオーナーさんが本当に多い。安心しきってはいけません、チラシ屋さんもグルメサイトさんも、あなたの店がうまくいってくれればいいけれど、売上増には何にもコミットしてくれません。売上増にコミットするのは店のオーナーさんご本人だけです。

一度来た顧客が必ず固定化する保証はありません。固定化する努力を試みたところで、やはり多くのお客様は流動的なんです。ですからひたすら、多くの新規客を獲得し、その中で一人でも多くの固定客を維持していく以外に店の黒字化はありません。

プロ野球でも開幕ダッシュが重要と言われますが、飲食店の経営も開店ダッシュが重要です。開業前にいかにあなたの店を認知させ、将来の潜在顧客をなるべく多く獲得しておくか、にあるのです。開幕ダッシュに成功したからと言って、初月から、ましてや数か月黒字というのも中々難しいことだと思います。顧客はじわじわしか増えません。一か月でも早く単月黒字にすること。開幕ダッシュだけでなく、開幕から数か月ダッシュが必要ということです。ダッシュは認知度を高めるところから始まります。あなたの店を信頼して初めて固定客になります。人間会ってすぐ、あるいは会う前から信頼関係が生まれるということはありませんよね。まずあなたの店を知ってもらうところから始まるのです。

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