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今日はクリスマス、店は繁盛してますか、ていうか何かしてますか

マンネリ化は客に飽きられ、客が少なくなる。飲食店が集客するために必要なことは、何かやっていて、それを客が知っていることである。ネタはいくらでもカレンダーに転がっている。特に12月25日は世間ではクリスマスで盛り上がっているのだから、便乗で店も盛り上がろう。何か店に来る事情があれば、客は訪れる。イベントやキャンペーンは客が店に訪れる動機付けになる。和食だからクリスマスイベントはダメ、と思う必要はない。お客を呼べるネタはどんどん使えばいい。もちろんアンチクリスマス運動でもいい。

あるフランス料理店では、コースご利用でさらにボトルワインを注文した方にもれなくクリスマスケーキ(人数分)プレゼント、というクリスマス企画がある。クリスマスだからこそ、客は何かを期待するものだ。人はうきうきしているときに財布のひもは緩むもの。

その店では2か月前のハロウィンには、紫色のポタージュをハロウィン期間特別メニューとして提供していた。

また、企画を考えて実行するにしても、客が来なければ話にならないから、イベントやキャンペーンを認知させなければいけない。その方法として周囲の家へのポスティングや既存顧客へのダイレクトメール、新聞折込、店のホームページによる告知もあるだろうが、今であればSNS(Twitter、Instagram)こそ、大いに活用したい。

ある店では、SNSとリアル店舗を絡めたキャンペーンをやっている。例えば、クリスマス前の応募期間を3週間程度設定したうえで、店のアカウントをフォローさせ、キャンペーン用のツイートをリツイートさせる。そのリツイート数(RT)の合計に応じてプレゼントが豪華になっていく。まずセットで抽選で100名様にプレゼントをする。さらにご好評につき商品追加!感謝企画として、6000RT達成したら外れた人にもダブルチャンス、として別の商品を用意し、フォロー&リツイートの参加者が店に来てくれたら、くじ引きでさらに豪華賞品をプレゼント、として、SNSからリアル店舗への集客に活用している。当然ハッシュタグを用いたキャンペーンもよい。Web広告を出稿したり、はがきを郵送したりすればコストがかかる。以上のようなSNSキャンペーンの方がユーザーも気軽に参加してくれるし、拡散力もあり、それだけ認知が進む。とにかく費用対効果が高いのだ。

川もせき止めてしまうと水がだんだんよどんでくる。それと同じく、店も次から次へと新しい企画を考え、実行に移し、常に何か楽しいことをやっていることを客に知らせよう。変化を止めた店は間違いなく衰退する。客に認知させる場合にはSNSによる告知は不可欠だ。

また、グルメガイドブック「ミシュラン」は、進化がなければマイナス評価となるという。それはそのはず、客の味覚は変わっていくが、店の提供する料理が変わらなければ、支持を得られず店の相対的評価は下がっていく。

現代の日本社会にはびこる、「前と同じ方がよい、変わらないほうが良い」という考え方では、どんどん膿がたまっていき、いずれ取り返しがつかなくなる。ドラスティックな変化は望ましくないが、少しでも変わる、社会は当然のこと、店にも必要な考え方である。そしてどう変えたらよいかわからないときはとにかく動くこと。何かやってみること。変化を恐れないこと。動いているだけで安心感も沸いてくる、不思議なものだ。変えたことで売上が落ちることもあるかもしれない。でも「生みの苦しみはあっても当然」くらいにどしっと構えることが大切だ。そもそも右に行った方が正しいのか、左に行った方が正しいのか、誰も先のことはわからない。社会の本筋さえ大きく外さなければそれでいいと思う。

で、今日はどんなことをされましたか?

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