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そばチェーン店各社のSNS戦略―総じて残念、新規参入者が一番に?―

節分と言えば、豆まきか恵方巻であるが、風水では立春が新年とされ、前日に年越しそばを食べている風習があるらしい。そこで今日は「そば」に関する話題を取り上げたい。そばのチェーン店の五大人気店は、富士そば、小諸そば、そじ坊、箱根そば、ゆで太郎である。「馬鹿野郎!梅もとがないとは、お前モグリだな」と韮澤課長や立花刑事から怒鳴られそうだが、ここは一般論として考えておこう。

 

一言で言おう。そばチェーン店のTwitterは総じて「残念」だ。唯一箱根そばだけがなんとなく一社だけ気を吐いている。なんとなく白色黄色吐息だが(白黄色は単に画面の色)。

 

まず富士そばから。Twitterのアカウントはある。但し、Twitterは140字しか書けないことを言い訳にして、ほとんどFacebookに飛ばしている。Twitterでは簡単な店舗紹介、新商品紹介、豚から牛肉へ変更等の告知にとどめ、詳しくはFacebookへと言いたいとところだが、飛ばし先の情報も今一つだ。しかも2015年で発信が止まっている。これならアカウントごと消した方がましだ。

 

小諸そばのTwitterカウントはない。だいたいホームページも地味だ。

 

そじ坊は、株式会社グルメ杵屋レストランの一ブランドで、グルメ杵屋の広報としてのTwitterカウントはある。当然のことながらそじ坊の公式アカウントは2018年3月現在ない。また残念なことにグルメ杵屋のTwitterでは、傘下のコリアンキッチンシジャンのFacebookの更新や、きねろぐ(グルメ杵屋のブログ)の更新情報をメインで取り扱っている。

 

ゆで太郎もTwitterアカウントはない。Facebookでは展開しており、契約農家とのふれあい、新商品告知、プレゼントキャンペーン(自社ホームページへ誘導)を地味ながらも行っている。

 

さて、箱根そばといこう。Twitterカウントはあるものの、新店舗開店告知、クーポンの使用期限のカウントダウン、箱根そばスペシャルの日の告知や、店で使っている(と思われる)告知用ポスター(パンフレット)の画像を貼り付け、140字以内で、伝えるべきことを伝え、キーワードにハッシュタグを埋めてあるという、なんとなくやっつけ感満載だ。その中でも頑張った感あふれるのは、箱そばNo.1の投票アンケートを行い、アンケートした方に豪華賞品が抽選で当たるというキャンペーン(但し、ランディングページへ誘導)。

 

そもそも立ち食いそば屋のターゲットゾーンがSNSを使う若者ではなく、いわゆるサラリーマンのオッサンを狙っているというところか、確かに自分も駅前を通りかかったときに、軽く食ってくか、みたいなイメージである。人通りがあり、立地が良いところを選んでいるため、看板が広告のようなもの。そこまでSNSを使わなくてもいいのかもしれない。しかし、今のうちに若者の腹をつかんでおかないと、取り返しのつかないことになるかもよ。

 

財力のあるチェーン店の蕎麦屋がこんな状況なので、蕎麦屋を始められる方は、Twitterの世界で蕎麦屋ナンバーワンになることも不可能ではない。

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