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雪印メグミルクのSNS戦略―たまには尖るが基本的には堅実路線―

雪印メグミルク株式会社のロングセラー商品である「雪印コーヒー」が、明神湯(東京都大田区南雪谷)とのタイアップで、「雪印コーヒー」風の湯に浸かれるというキャンペーンを2018年2月16日から18日の3日間で実施した。雪印コーヒーのような肌触り、色合い、香りとのことで、当然、飲めるお湯ではない。昔コーラの湯に浸ってみたいということはあった。シュワシュワして気持ちよさそうだ。実際はぬめぬめして、その後シャワーが必要になるのではないか、その前にコーラの湯なんてどんだけ金がかかるんだよ、ということで情人であれば普通に断念してしまう。雪印コーヒーの湯は本物ではないとはいえ、関心を呼ぶだろう。Twitterでは告知のみ行った。

 

2018年のバレンタインに向けた「あなたはどっち派」コンテンツとしては、「かんたんティラミス」「いちごのティラミス」を選択させている。加えて、公式アカウント(@megmilk_snow)をフォローし、飲んでみたいカクテルや作ってみて美味しかったカクテル等、雪印メグミルク商品を使ったカクテルレシピを「#雪印のカクテルレシピ」のハッシュタグを付けて呟くと、抽選で5名様に雪印メグミルク商品詰め合わせセットをプレゼント。昨年のクリスマス時には、クリスマスカクテルという題材で類似のキャンペーンを展開している。その時の景品は「雪印メグミルク詰め合わせ」であった。

 

その他のフォロー&リツイートキャンペーンとしては、Twitter公式アカウント(@pureandtouch)をフォローして「#ぴゅあたっち販売10周年」をツイートすれば、抽選で合計100名様に「ミキハウスベビーバス」&「雪印メグミルクぴゅあ」サンプルセットをプレゼントというものがある。

 

また、見ていて、へえと思うコンテンツは、チーズ型消しゴムのハンドスピナーの工作と出来上がった後にスピナーがぐるぐる回転する様子を見られる動画。皆さんも消しゴムではなく、雪印の三角型のチーズを食べたことはあると思うのだが、この工作は真ん中をくりぬいて、ベアリングを付け、指で回転させるだけ。どれくらい実行する人がいるかは疑問だが、見るだけなら面白さを感じる。本物の食べ物でお遊びしようものなら、食べ物を粗末にするなとお叱りを頂くこともあるかもしれない。

 

Twitterのコンテンツで、よく見かける一行ごとにハッシュタグを付けて文章を呟くというものがある。雪印メグミルクのアカウントで見かけた一例は、以下の通り。

#クリスマスには

#いつもの

#レッド・アイを

#アレンジ

#チーズの

#アクセントがたまらない

#雪印メグミルクのカクテルレシピ

こういった文章の構築の仕方も、けっして珍しくはないものの、目を引く手法だ。

 

そして、昨年の11月に「Instagramで#チーズ愛を叫ぶ、Instagramキャンペーン」について(昨年の12月27日で終了)、これは@megsnow_cheeseclubをフォロー、②#チーズ愛を叫ぶ#チーズの日#雪印メグミルクをつけて、③チーズ愛にあふれる写真とコメントを投稿する、というもの。優秀者には「山梨県小淵沢産チーズ」「雪印メグミルクチーズ」の詰め合わせをプレゼントする。

 

手堅そうな企業イメージがあるため、「コーヒー」温泉には度肝を抜かれた。たまには尖ることもあるのだろうが、基本的には堅実路線のSNS戦略と言える。

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