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1階以外の階ではどれだけ集客に不利なのでしょうか?

階層別立地指数と言う考え方があります。ある書籍によると、1階を100とした場合、それぞれの階層における有利不利は次のようになるそうです。

4階   47

3階   61

2階   87

1階   100

地下1階 81

地下2階 56

当然、1階が一番集客に有利なことは言うまでもありませんが、ビルに全階居酒屋なんて例もあって、その場合は必ずしも1階に行くわけではなく、自分が今日食べたそうなメニューがあるところに向かいます。それで席がいっぱいの場合には、他の階の空いているところを探したりなんかしますよね。

 

でもそんなことを除けば、通常は1階が人気で中々借りられませんから、後は家賃との兼ね合いの問題です。家賃交渉に用いましょう。

 

1階以外の階を借りることになった場合に注意すべき点は、看板を路上に出せるか、建物の外壁やガラス面を使ってもよいかを確認しましょう。場合によっては上層階の方が、1階よりも視界性が高い場合があります。地階だったとしても、入り口の間口が広くとってあれば、心理的にも入りやすくなります。近いであろうと上層階であろうと、エレベーターの場合は如何ともしがたいものがありますが、上り下りできる専用の階段がある場合には、その店の入り口に見えるようにすることで、入りやすさを高めます。前回述べたように、明かりをつけることでお客様の心理的制約を取り除きましょう。もっともバーのような場合には、入店時の階段を薄暗くして置いた方が雰囲気を高める場合もあります。明かりも店のコンセプト次第です。

 

共同の階段などは、一般的に独立した看板を出すことは難しいので制約があります。共同看板であった場合も、全て一貫したデザインを用いることでお客様を迷わせないようにしましょう。

 

もう一つ重要なことは、ピークカットです。これは、たくさんのお客さまが来店したのですが、店の面積や処理能力のために、満席でお客さまが帰ってしまうようなことを言います。お客さまは通常、ランチタイムやディナータイムなど、決まった時間に押し寄せます。それ以外の時間で稼ぐことは難しいのです。従って、ピーク時にどれだけお客さまを捌けるかどうかが繁盛店へのカギになります。

 

ピークカットは店のスタッフの処理能力だけでなく、ハードの問題、そもそも席が少ないとか、間口が極端に狭く、ピーク時間帯に人の出入りに妨げがある、あるいは行列が店をふさいで、店が見えなくなってしまって認知を妨げる場合もあります。

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