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動線を見極めて、立地の良しあしを見る。できれば穴場動線を探そう。

立地を見るうえで「動線」の見極めも大切です。まず交通発生源の存在を確認し、ある交通発生源から別の交通発生源の間に動線と言うものができます。いわゆる多くの人が用いる移動経路のことです。多くの人が通るということは、店の認知もされやすいことを意味しています。これは徒歩客を相手にした商売、いわゆる衝動来店型の店にとっては大変重要なことです。

動線上に物件がなくても、できるだけ動線に近い方が良いことになります。具体的には、動線から15m以内がベスト。動線から50mも離れると、店の存在に気付いてもらうのも容易ではありません。また、動線上にあっても、通る人が自然に店の存在に気づくことができなければ動線上にないのと同じことになります。ここでは論じませんが、通る人に気付かせる看板戦略が重要になります。

動線は一般的には交通発生源を結ぶ最短経路である場合が多いです。駅からスーパー、その間の最短経路が動線と言う感じです。これを駅動線と呼びます。駅から、地元の人がどのように歩いていくかを観察しましょう。交通発生源を結ぶ動線は、駅動線も含め、次のようなものが上げられます。
(a) 駅動線:駅⇔大型商業施設
(b) 購買動線:大型商業施設⇔大型商業施設
(c) 住宅動線(通勤動線):住宅地⇔交差点⇔交差点⇔駅・・・駅⇔交差点⇔交差点⇔会社
(d) 駐車場動線:大型商業施設⇔駐車場

また、動線にはメイン動線とサブ動線があります。メイン動線とは交通発生源の最も集中度の高いところ同士を結んだ線。サブ動線とは一方の交通発生源が裏口のような動線です。上記の駐車場動線の場合は、駐車場から大型商業施設の裏口につながる場合があり、それらはサブ動線であると考えられます。

特に購買動線を通る人は、大型商業施設に買い物に来る人なので、通常の通行人よりも購買意欲は高いものになります。人の多さだけに気を取られていてはいけません。そこを通っている人がどういう人なのかを良く考えてみると、穴場動線を見つけることができます。

しかも、サブ動線の場合は、商店街の裏路地であることも多く、オーナーも表面に面していないし、借りてくれるなら儲けと思っていることも多いでしょうから、賃料交渉がしやすいと言ったメリットがあります。従いまして、メイン動線だけにこだわらず、サブ動線にも目を向けてみると良いでしょう。

また大型商業施設内には、エレベーターとエスカレーターの間に動線がある場合があります。人の動きをよく観察しましょう。

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