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見落としがちな交通発生源となりうる場所で良い立地を見つける

先日、学生街について少し言及しましたが、大学もそれなりの交通発生源となる場合があります。単科大学ではなく、むしろ総合大学が良いと考えられています。当然、大学へやってくる学生が多いからです(文系の大学は5月以降、学生がめっきり少なくなりますが)。交通発生源となりうる学生数の目安は約3,000人です。

 

通常、学生は消費性向が高い部類に属します。また、下校時は解放感もあり、心理的にお財布のひもが緩いときもあります。有名大学のサークルには、他大学からの学生も集まってきます。また、正門か裏門になりますので、そのあたりは人の集中度が高いです。

 

一方、予備校もまた独特です。予備校は土日祭日に関係なく学生が集まるのと、大学生と異なり、きちんと登校します。コンスタントに学生が来るのは予備校ですが、総合大学の方が学生の数が多いときは多いです。また、予備校ではサークルという遊び要素がないために、カラオケやゲームセンター等気分転換にお金を使う人も多いでしょう。

 

人が集中して住んでいるところも交通発生源になります。例えば住宅群やニュータウンなどの新興住宅地、オフィスビル群、流通団地等です。特色としては、①人々が密集している、②その地域のまわりに河川や幹線道路があり、横切りずらい地形になっていること、③その地域と他の地域を結ぶ道路が1本、あるいは数本しかない、これら3つが重なっていると一番最初に幹線道路にぶつかる交差点は、かなり良い立地になります。

 

また、バスの停留所や団地の出入口、公園の出入口も中々に良い場所です。さらに、まだ建設中の大型施設が工事中であった場合には、それができた後にどのような人の流れになるかを想像する必要があります。

 

ショッピングセンター内に出店するときにも注意が必要です。ショッピングセンターは一定の集客力があるものの、どこでも同じと言うわけにはいきません。一番良い場所は、ショッピングセンターのメインの出入口、駅が近い場合には駅に近い出入口、自動車の来店が多い場合には、駐車場に最も近い出入口が人が集まりやすい場所です。

 

次に、ショッピングセンター内で最も使用頻度の高いエスカレーター。登るときには登り口、降りるときには降り口が最も良い場所になります。

 

さらに、食品ゾーンとその他の物販ゾーンの分かれ目も人が集まりやすい場所です。しかも置いてあるものが変わるので、なんとなく気になるときもあります。加えて、ショッピングセンターに併設されている映画館やゲームセンター等に向かうところもまた人が集まりやすい場所になります。

 

ショッピングセンターに出店する場合には、以上のような点に注意してみてください。またあまり良い立地を薦めてこない場合には、出店を取りやめるか、もしくはどうしても出店したい場合には家賃を下げる交渉に使いましょう。

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