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お店の適正な坪数と家賃とは?

どんな業種業態にも適正な大きさがあります。ファストフード店では、最も忙しい時間帯に最高の効率で販売できるようにするという考え方があるようです。いわゆるピーク時の最大化ですね。特に飲食ではランチ時、ディナー時に集中することが多く、その他の時間帯でどれだけ稼ぐかを考えるよりも、ピーク時に如何に稼ぎきるかを考えた方が無難でしょう。この考え方は飲食以外の他の業種にも適用できそうです。

混雑する時間だからと言って手抜きをしてはいけません。忙しいからと言って「寝てないんですよ」と言い訳してもいけません。その時間にお客さんが200人来るのならば、手抜きをせずに200人応対する方法を考えなければなりません。当然ちょっとお客さまにお待ちいただく不便もお願いするのも戦略の一つです。

スタッフの対応だけでなく、設備を保有するという対応も然りです。ファストフードであれば、40~50坪が最適と考えられているようですが、個人の店舗であれば、20坪で充分かもしれません。それはスタッフの対応や設備投資と言う意味も含めどうしても限界があるので、それをピーク時の対応と考えざるを得ないのが現状です。当然、店舗を運営していく中で、ニーズが開業当初よりも多いことがわかれば、道路脇の仮テーブル設置、増床、2店舗目と色々考えていけばいいだけの話です。その立地でどれだけやっていけるかもわからないのに、いきなり50坪以上の店を出すような頭の中がパラダイスな経営者は、いないと思いますが(通常はそんな設備投資ができるほどお金を持っていない)、一度立ち止まりましょう。たまに親がリッチなボンボン系の息子さんでそういう方がいらっしゃるのもまた事実。最近はスタッフの確保も難しくなりましたし、あまり広いスペースで開業するのもリスクといえます。

飲食店の家賃は一般的には3日で回収しましょう、と言われています。月は平均30日ですから、単純に売上の10%にとどめることになります。飲食店以外の業種であれば、別の考え方が必要です。小売業のように仕入原価が高い業種ならば、もう少し低めにしなければなりませんし、ゲームセンターやアミューズメント系の業種であれば、仕入れ原価がかかりませんので、もっと高めの家賃でも大丈夫です。そもそも遊具の大きさもありますし、狭ければ商売になりません。

あくまでも家賃を決める際は、まず家賃ありきではなく、どの程度売り上げが上がるのかを予め見込んでおくべき必要があります。つまり売上予測をきちんとしてから、出せる家賃がいくらかを判断すべきです。売上予測を見込んでおかないと、家賃に対して低めの予算しか出せませんので、思ったよりも良い物件が見つかりません。月額あと数万円上乗せすれば、もっと良い物件が見つかることの方が多いのです。それは売上予測をきちんとしているかどうかに寄ります。

その周辺人口を年齢・性別ごとに把握し、集客力のある施設からの距離や道順、さらに競合店の数や内容を抑えたうえで予測を試みます。一般論からすれば。坪あたり月商は10万円~20万円くらいですので、20坪と想定すると、200万円から400万円の月商、となれば、家賃は20万円から40万円の範囲となるでしょう。一坪あたり1万円から2万円くらいの相場観です。これを超えるようであれば、立地や自分の実力の見極めが大切になります。

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