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オイシックスとらでぃっしゅぼーやの経営統合を機に、両者のツイートを見比べる

2018年1月30日に「オイシックスドット大地株式会社(以下、「オイシックス」)」が「らでぃっしゅぼーや株式会社(以下、「らでぃっしゅぼーや」)」の株式を取得し、子会社化することを発表した。この経営統合の理由としては、SNS等を活用した電子商取引業界における食の販売経路の多様化や、安心・安全に対する消費者意識の向上による、安心・安全にこだわった消費者の囲い込みだ。ちなみにオイシックスは有機野菜等のネットスーパー、らでぃっしゅぼーやは有機野菜等の宅配を行っている会社だ。

さて、まず両社のTwitterフォロワー数はオイシックスが10,456、らでぃっしゅぼーやは4,919となっている(本日午前8時時点)。

らでぃっしゅぼーやがツイートしている内容は次の通り。①商品販売告知、一番多いコンテンツとしては②家庭で作れるレシピ、③漫画(子供たちがあまり好きでないキノコを身近に感じさせ、食べるように、が趣旨)、④タメになるコンテンツ(節分にイワシを食べる理由、珍しくて美味しい野菜、野菜を美味しく食べる調理の仕方、唾液は虫歯や歯周病から歯を守る、二日酔い解消の銀杏に優しい野菜料理等)、⑤月ごとの人気記事ランキング、⑥農産物売上ランキングや野菜選挙(ちなみに苦手ランキングは1位が椎茸)等がある。

らでぃっしゅぼーやには、別にキャンペーン専用サイトがある。二つほど例を挙げると、女の子に人気のアニメ「プリキュアアラモード」とのコラボ食材セット「豪華13品お試しセット」(60%割引で提供)の購入で「プリキュアオリジナルノート」をもれなくプレゼント。さらに「らでぃっしゅクラブ」に申し込みの中から抽選で15名様にプリキュアグッズが当たるというもの。家庭の財務大臣である母親よりも、駄々をこねる子供の欲望を掻き立てたほうが良いこともある。また、「あなたはどっち派?」で、「らでぃっしゅクラブ」(野菜と肉や魚等の食材セット)と「ぱれっと」(旬の野菜詰め合わせセット)と問いかけるコンテンツがあったが、特にRTやいいねを選択させるわけでもない。参加型にしていない点は残念だ。

一方で、オイシックスのTwitterの方が内容ははるかに充実している。まずTwitterの中の人として、キャラクター「ケールくん」を採用している。さらにコンテンツとしては、レシピ、キャンペーン、本日の産直お取り寄せランキング、季節ごとのバーゲン告知等がある。

あと何気に凄いと思わせたのが、ある人がTwitterで「人参そんなに好きじゃないんだけど、オイシックスの人参めちゃうまくてぼりぼり食べられる」とつぶやいていたのを「さっきのリツイートのニンジンはこれっ♪(オイシックスの人参の画像)ぼくは、ニンジンステーキとして食べるのがお気に入り~っ!」とリツイートしている。この辺のリアルタイムフォローは上手いと思わせる。オイシックスの美味いのは味だけではない。

加えて、「農家・オブザイヤー」の投票。オイシックスの利用者の「おいしい!」を生産者へ届けようという企画だ。オイシックスを通じて、農家と言う生産者と消費者をつなげている。この辺は当社の目指している「食を通じて人をつなげる」というコーポレートアイデンティティと同じであり、激しく賛同したい。

キャンペーンは必ず見ておくことにしよう。一つ例を挙げると、二人の思い出ご飯の写真を投稿して、季節のOisix人気野菜セットが10名に当たるというものがある。審査員は、芸能界きっての食通、アンジャッシュの渡部建さん。キャンペーンの手順としては、まず①@oisix_comをフォロー(InstagramあるいはTwitter)、②思い出ご飯写真を「#わたべさんとOisix」を付けて投稿して応募完了。渡部さんイチオシ賞には1万円相当分のOisix野菜をプレゼント。二人の思い出ご飯は夫婦、カップル、お友達何でもOK。記念日ご飯、相手の大好物ごはん、相手の手料理など思い出のあるものであってもOK。ちなみに本日は愛妻の日。それにちなんで二人の思い出ご飯キャンペーンは大いにありだ。

オイシックスとらでぃっしゅぼーやの経営統合を機に、Twitterの中の人同士の交流も深まるであろうし、今のところオイシックスのTwitterの運営力が上回っているものの、今回の経営統合が、相互に良い影響を与え、ブランドごとには独立した展開になるが、それぞれのアカウントが機能的に融合していく様を楽しみに見ていきたい。まずはお互いのツイートのリツイートから始まるだろう。

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