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カップヌードルのSNS戦略―エイプリルフールネタで話題性を―

日清カップヌードルは、間違いなく自分の栄養源の一つだ。なんて言っていると早死にするかもしれない(笑)。それはともかく、日清カップヌードルのTwitter配信は、見本中の見本と言える。この二番煎じを作ることはできても、日清カップヌードルより先んじて、これ以上のコンテンツを生み出すことは限りなく不可能に近い、というくらいに話題性あふれる面白コンテンツの宝庫だ。

テレビでも見ることはできるが、窪之内英策さんのキャラクターデザインによる、カップヌードルのCMは、何度でも見返してしまう秀作。第一弾は「魔女の宅急便」、第二弾は「アルプスの少女ハイジ」、そして第三弾は「サザエさん」。いわゆるHUNGRY DAYSアオハル(青春)シリーズ。主人公がそれぞれ今どきの女子高生だったらというパラレルストーリーになっている。ネットでは賛否両論あるようだが、好き嫌いは個人ごとにあって当然のこと。むしろネットでは批判も恐れず情報を配信し、賛否両論を飛び交わせれば勝ちという考え方もあるだろう。どれも国民的アニメだが、「サザエさん」は見返すたびに小ネタが見つかる。ネタバレになるのでここは控えよう。一つネタバレ覚悟に最初だけ。サザエさんが「どら猫」を追いかけている。この出だしだけでも惹きつけられる。

「こんなカップヌードルがあったら」シリーズ。カップヌードルに入っている謎肉。最初は「謎肉丼!発売は・・・未定!!」と謎肉丼の写真掲載だけで終わっていたが、あまりにも要望が多かったために、「謎肉丼」を限定的に発売する運びになった。次に製造が難しいと思われるのが、「シーフードヌードルアイス」「カップヌードルカレーアイス」。コッペパンにカップヌードルの麺と具をはさんだ「カップヌードルパン」。これなら自分でもできるかも。その他はドロップ(飴)ならぬ「カップヌードロップス」。「カップヌードル in ゼリー(3分チャージ?)」「カップヌードルのティーバッグ」「カップヌードレッシング」など。食べ物だけではなく、カップヌードルのプラモデルもある。「組み立て時間、3分?」もいい。「カップヌードルのリップクリーム」。味やにおいは勘弁かも。あと、最初は単なる冗談だった「カップヌードルのふりかけ」は、その後、キャンペーン(非売品)で先着20,000名様にプレゼントしている(日清食品オンラインストアで2,160円以上購入の方限定)。ここまでくると毎日がエイプリルフールのノリだ。

依然売れなかった商品を改めて発売する黒歴史キャンペーンがある。意地で再発売されたのは「どん兵衛だし天茶」「サマーヌードル」「熱帯UFO」。あまりにもマニアックすぎて発売されたことさえ覚えていない。

Twitterでは告知のみだが、海なし県の群馬に「山の海の家」をオープン(7月16、17日限定)。そこで特別なシーフードヌードルを販売した。店長が井森美幸さんで話題になった。しかも「シーフードヌードル群馬!」そのノリで全県出してくれ!

発信した後に修正!というコンテンツがあった。先ほどの群馬の山の海の家では井森美幸さんの井を抜かして#森美幸で発信してしまって、その修正のツイートをしていたが、別のコンテンツでは意図して発信後、修正をしている。都会の広場を背景に、タレントの大政絢さんが、ミルクシーフードヌードルの宣伝しているポスターで登場。そのポスターに「チーズ感が足りない」と赤ペンダメ出しして、数回修正を入れ、最終的には「チーズ感あふれる」ポスターへと大修正を遂げた。

以上のように、カップヌードルのTwitterはまさに話題性の宝庫と言える。ジョークネタはもちろんのこと、途中経過も、ある意味ミスも話題性にしてしまっている。

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