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お客様の認知を高める手段としての看板

通行客に店を認知させる最大の手段は、やはり看板です。看板の置き方、作り方、見せ方ひとつで店の売上は断然変わります。衝動来店型の客は店を知って初めて、その店に入ります。当然、目的来店型の客も初回来店時にどこだろうと迷わせてしまってはいけません。

衝動来店型の客には、初めて通りかかったときはそれほどでなくても、何度も通りかかるうちに気になりだしてくるものです。人が集まる場所は密集していることが多いので、店全体を認知させるのは難しく、他店の看板に埋もれるばかり。看板で目立つことが店を認知される手段と言えるでしょう。

店にとって看板は集客の手段の一つなのですが、中には自宅の表札くらいにしか思っていらっしゃらない方も多いように見受けられます。ただ、POPでもウェブサイトでもないわけですから、看板に情報を詰め込みすぎるとよくわからなくなります。商品内容やサービスの良さを伝えるのは別の媒体によるべきです。看板はあなたの店が何屋なのかを、通りがかりの人に明確に伝える手段です。通りがかりの人はあなたの店が何屋だかを知ろうとして、じっくり観察してはくれないのです。そこが何屋だかよく知っているのは「あなた」しかいません。自分の店だから気づくだけなのです。

看板は一種の広告手段ではありますが、二倍の大きさにしたからと言って、売上が二倍になるわけでもありません。看板の効果は測定しづらいもの。

大きな看板効果が期待できる場合は一般的には次のような場合と考えられます。
(a) 通りすがり等、衝動来店型で来店している人の割合が高い場合
(b) メイン動線から少し離れており、今まで人の通るところから見えていなかった場合
(c) そもそも看板自体付けておらず、看板を付けたことで初めて店が何屋かを認知させた場合

目的来店型の場合には、隠れ家的な要素も必要な場合があります。そもそも衝動来店型のお客はいらないという店の作り方も逆に面白いですよ。

実は看板以上に結構大切なのが、通りがかりの人に、店を記憶にとどめてもらうのは、あなたの店の看板のインパクトだけではないのです。最近は、通りすがりでこの店面白いなと思ったらスマホでパシャとしておくこともあり、記憶媒体をスマホにして、後ほど見返すこともできますが、多くの人がそこまでのことはしていないでしょう。

ある店に行きたい場合に、そこにたどり着くために何らかの目印を思い出したことはないでしょうか。東京タワーの近くの、スカイツリーが見えたところの、そういう何らかの目印があるのとないのとでは、店の記憶に大きな違いが出てきます。角にタバコ屋があったでもいいのです。

頭の中に地図を作りやすい状況とは、例えば次のような状況です。
(a) あまり道がごちゃごちゃしていないこと
(b) 道路にメリハリがあること
(c) 何かランドマークがあること

道がごちゃごちゃしていないこと、とは道路が多くないということです。道路が多いと覚えづらくなります。道路にメリハリとは、碁盤の目のようになっていてどれもこれも同じような風景に見えると、これも覚えづらい。何かランドマークとは先ほどの東京タワーとか、角のタバコ屋とか、印象に残りやすいものです。店の場所を知らない初めてのお客さまに、あなたの店を道案内するときがあるじゃないですか。そのときに角に交番があって、そこを右に曲がってください、という目印のことです。

歩いているときに、あなたの物件が記憶に残りやすいところにあるかどうか、些細なモノでもいいでしょう。豪邸、石垣、どこからでも見える高層ビルがあるとか、特徴的な構造物があればよいのです。

以上のようにお客様の記憶の中の視界性を高める条件があるかどうか、お客様にあなたの店のイメージマップを作ってもらえる場所かどうかをチェックしましょう。

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