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ソーシャルメディアを使って、情報のバタフライ現象を起こせ

マスメディアとは、テレビや新聞、雑誌、ラジオのような媒体を言う。ソーシャルメディアとはご存知の通り、Twitter、Instagram、Facebookのような媒体である。マスメディアは企業が唯一の発信主体となり、受信者は単なる受け身の存在になる。一方ソーシャルメディアでも企業は発信者であるが、今まで受け手だった消費者が受信者のままだけでなく、発信者としても活躍する。そのため(マスメディア)「企業→消費者」、(ソーシャルメディア)「企業⇔消費者⇔消費者」となり、マスメディアでは一方向だった情報の流れが、ソーシャルメディアでは双方向になるだけでなく、網の目のネットワーク上に情報が縦横無尽に行きかう。

20世紀末にブームになったが、カオス理論が、ネットの世界にもあるように見える。「炎上」現象はカオスの一種だろう。そして、カオス理論の一性質として「バタフライ効果」というものがある。おさらいしておくと、バタフライ(ちょうちょ)効果とは、「ブラジルで1匹の蝶が羽ばたくとテキサスで竜巻を起こすようになる」というものだが、一消費者の発言がSNSを通して、情報の大波となるのは、まさにバタフライ効果といえよう。

マスメディアはメディア運営者に莫大な報酬を支払わなければならないので、小さな企業は入り込む余地がない。せめて新聞折込とかDMくらいしかできない。しかし、ソーシャルメディアでは、バタフライ効果でマスメディアと同じくらい、あるいはそれ以上の情報伝達効果をもたらすことがある。それゆえ、小さな企業(飲食店含む)こそ、このチャンスにかけるべきだ。ブラジルの蝶になって、テキサスで竜巻を起こすのだ!千の風になって広大な空を吹き渡るのは、今すぐでなくていい。

ソーシャルメディアの中でも口コミサイトであれば、誰でも読める回覧板レベルではあるが、まさにSNSに乗った口コミは、友人・知人をつなぐ、誰も管理し得ない情報ネットワーク。まさに「ネットは広大だわ」。

さて、平成27年版の情報通信白書において、ソーシャルメディアの利用目的が記載されていた。

出展:総務省「平成27年版 情報通信白書」。

これを見ると、「従来からの知人とのコミュニケーションのため」「知りたいことについて情報を探すため」、そして「ひまつぶしのため」が順に多くなっている。

知人・友人とのコミュニケーション重視なので、うざい企業広告はご法度だ。正直、解除できるならば送ってきてほしくない。但し、「知りたいことについて情報を探すため」というのは、受け手にとって「お得な情報だったらいいよ」というスタンスだ。欲しいと思っているものが、思ったよりも安く手に入るとか、キャンペーンのお得情報などがこれにあたる。

さらには「ひまつぶし」ダラ見星人をターゲットにしよう。知りたい情報を探すためだけでなく、今は知りたいかどうか知らないけれども、情報を受けた途端に、これ知りたかったんだよ!と思うものだ。

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