BLOG

一にも二にもマーケティング

ビジネスにおいて一番重要なことはマーケティングです。飲食店の場合はおいしいメニューだ、とか美容室の場合はしっかりした施術だ、と言う人が多いのですが、売れるものを提供するのが一番であって、「おいしいメニュー」も「しっかりした施術」もお客が望んでいるかどうかが大切なのです。考えてもみてください。おいしいという基準は誰にとっての基準ですか?ほとんどが店のオーナーの基準だと思うのですが、人の味覚には好き嫌いがあって、あなたがおいしいと思うものを誰もがおいしいと思うかは別の話です。しっかりした施術についても、普通の人からすれば、整っていれば十分だという人にとってはしっかりだろうがなんだろうがどうでもいい話です。

 

売れるメニューを提供する、売れる施術を提供する、そういったモードにならないと、集客はできません。そういうモードになることがマーケティングの始まりです。しかし無数の飲食店や美容室の情報にさらされている中で、あなたの店はまさに砂漠の中の一つの砂にすぎません。マーケティング費用をがばっとかけられる店(チェーン店)などは、広告のキャッチコピー一つをとっても優れていますし、キャンペーンも魅力的。マーケティングとは基本的にターゲット顧客に、自社の商品やサービスを買いたいと思わせるために、意図的な活動を行うことを意味しています。魅力的な製品を作れば自然と寄ってくるものではないことは何度も繰り返して言わざるを得ません。独特な特徴を持つ商品やサービスを作り、それを魅力的に包み、適正な価格で宣伝しなければなりません。

 

一歩目は、市場調査やテストを行って、競合相手は誰かを知り、製品を買ってくれそうな見込み客を見つけ、競合相手と比較した自社の強みは何かを把握することです。次にいよいよブランドの立ち上げと商品やサービスの告知になります。

 

ブランドというものはお客さまが店やメニューに対して持つイメージです。ブランディングとは、お客さまに持ってもらいたいイメージを明確にして、具体的にメッセージを発信し、お客さまに約束し、イメージを育んでいくことです。子供も生まれた瞬間に言葉が話せるわけではないのと同じように、時間をかけて積み上げていかざるを得ません。そのベースになるのが、自らが広めるイメージや約束、そして自店がどれだけ社会の期待に応えているかということなのです。

 

ブランド構築は、自分が伝えたいイメージとお客さまとする約束を決めるところからは始まります。そこで「自分のサービスとはいったいどのようなものか」「他店と何が違うのか」「ターゲットとするお客さまはどんな人か」「彼らの心をどのように動かすのか」「サービスのどこに魅力を感じるか」「ターゲット客にどう思ってほしいのか」「ブランドの特徴にどんなことを連想してほしいのか」などを自問自答していくのが、その始まりです。

 

このような問いに答えるためには、市場調査が重要です。特に競合他店のウェブサイトを確認するだけではなく、他店に積極的にお客のふりをして忍び込みましょう。他店のセールスポイントは何で、どのように表現しているのか。他店の長所やお客さまはどんな人たちなのか。どこを喜んでいるのか。

 

そうしてさらに、時点のターゲット顧客について調べていきましょう。どんなタイプの人間で、どのように行動しているのか、どんな楽しみや悩み、ニーズを持っているのか、どんな趣味や価値観を持っているのか、などなど。

 

最終的に目指すのは、ターゲット顧客に強く訴えかけるブランドイメージの構築です。そのための自店及び他店のデモグラフィック分析は重要になります。

関連記事一覧