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集客に役立つ建物構造の考え方

建物の構造は集客に大きな影響をもたらします。例えば、来店した、あるいは来店しようと思ったとしても、建物を見た時に入店をやめる場合があるということです。例えば、間口が非常に狭く、何の店かよくわからない場合、狭いために気持ちが圧迫され、さらに席数が少なければ待つのが嫌な客は去って行ってしまいます。このように、間口、客席数、店舗面積のような要因を建物構造と言います。

 

重要なことは建物構造に問題があったとしても、それを感じさせないような造りにするということです。例えば二階や地下一階の場合、階段の壁面を明るく塗装したり、強い照明を付けることで、圧迫感を和らげることができます。

 

避けなければならないことは、入り口の前に柱があるなど出入りの障害になることです。店舗設計において、そのような場所は避けられるでしょうが、賃貸するときに出入り口のところに障害がある場合には、改善できるように家主に確認しておきましょう。

 

建物間口と入口間口がありますが、建物間口は大きければ大きいほど、通行人に対する視界性が高まります。コンビニエンスストアは、ロードサイド型でなく、マンションの1階に設置する場合、マンションの階段の上にも内照式の看板で囲むようにしている例が多いです。それで一体感を出しているわけです。しかも視界性も高まります。

 

ときには建物の開いている外壁まで建物間口を使う場合があります。そうすれば、実際の店舗面積以上に店舗が大きく感じられます。チェーン店では、もっと間口を広げるために、隣のビルに看板をつけることもあります。

 

店に入りにくくする条件と言うものは次のような場合があります。

  • 放置自転車

店舗前に放置自転車があると非常に入りずらく、それをどけてまで入店しようとは思わなくなります。しかも放置自転車を避けることに神経を使い、店の存在に気付くことはありません。加えて、あのごみごみして入りづらい場所というイメージダウンにつながることもあります。

  • 共用空間

複数のテナントの入り口を1か所だけにしている建物では、自店の宣伝をしずらいため、できる限り、自店だけの専用の入口間口を確保するようにすべきです。もしこのような場所を借りなければならなくなった場合には、家主にお願いして、自店の看板やロゴを置かせていただけるように交渉しましょう。

  • 他のテナント

同じ建物の内に複数のテナントが入っている場合、外壁のどこまでを使えるか家主に確認しておきましょう。

  • ゴミなど

店前が地域のごみ収集指定場所であり、ゴミが山ほど積まれる場所だったということはよくある話です。契約する前によく確認しておきましょう。

  • 心理的制約

路面との間に大きな段差があるとか、強い西日で店内が見えなくなるとか、騒音が激しいということも注意が必要です。線路の下ですと、そのようなことは往々にしてありますし、まあ、客が線路下でうるさいだろうと最初から分かってきてくれる場合は良いと思いますが、そうでない場合は考えましょう。よく物件周辺を確認しておく必要があります。

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