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赤城乳業のSNS戦略―ツイート数が少ないながらも密度の高いコンテンツ―

赤城乳業と言えば「ガリガリ君」だ。ある居酒屋でガリガリ君チャレンジなるモノがあって、ハイボールにガリガリ君が入っているのだが、当たりくじがあるとハイボール+ガリガリ君が飲める、というか食べられる(?)。そんなこんなで3回当たりくじを連続で引いたために3杯無料になった。会社の同僚にはここで運を使い果たしたと茶化されたものだ。その店にはそれっきり行っていないので、人生唯一の勝ち逃げだった。ガリガリ君と言えば、2016年の60円から70円への25年ぶりの10円値上げ事件。その結果、宣伝効果になったのか、かえって売上は前年比10%程度増加したという。

さて、ガリガリ君の販売者である赤城乳業もTwitterで情報を発信している。10円値上げ時のお詫び広告もTwitterに掲載されている。

実は赤城乳業のツイートはそれほど多くはない。そのため、容易に分類化できる。
(1) 新商品、リニューアルの告知
(2) 赤城乳業製品(基本ガリガリ君)のツイートに対するリツイート
(3) 通常キャンペーン、フォロー&リツイート、Instagramキャンペーンの告知
(4) その他

必要最低限の品ぞろえという感じだ。さて、具体的に見てみよう。

まず赤城乳業はガリガリ君だけではないので、その他の新商品やリニューアル時に告知している。

次にほとんどガリガリ君にあたり棒が出ました、冷蔵庫の中にガリガリ君を敷き詰めている画像をツイートしてきたことに対して、リツイートしている。

キャンペーンには、通常キャンペーンの他、フォロー&リツイート、Instagramキャンペーンの告知を行っている。

まず通常キャンペーンはTwitterを告知に使い、ランディングページへ誘導しているものが多い。例えば2017年3月27日に、BLACKチョコミントのパッケージ変更に際して、「BLACKチョコミント」のバーコードお応募用紙に貼って送ると、気分転換グッズが合計500名様に当たる、というキャンペーンを告知。

フォロー&リツイートキャンペーンでは、2016年5月24日の場合、「夏だ!ガリガリ君だ!WEB限定『ガリT』プレゼントキャンペーン」として、@akagi_cpのフォロー&限定ガリT(シャツ)が欲しい気持ちのツイートで抽選で70名様にプレゼント。ここでポイントなのが、どれくらい欲しいか熱い気持ちをツイートさせている。Tシャツ欲しさに真面目にツイートしてくるだろう。

Instagramキャンペーンでは、2017年9月18日に癒しのアイス「ミルクレア」を思わず食べたくなる癒されたいシーンを撮影してInstagramに投稿、ミルクレア1ケースとAmazonギフト券5,000円分を抽選で10名様にプレゼント。具体的な応募方法としては、①赤城乳業の公式Instagram(@akagi.official)をフォローし、②「#癒しアイス、#ミルクレア、#うちはうち製法」をつけて、ミルクレアを食べて、癒されたいシーンの写真をInstagramにUP!、③応募完了、となる。

ここで「その他」としてあるが、このTwitterカウントはあくまでもキャンペーンや商品告知用に作成しているわけだが、商品問い合わせの質問を、このアカウントへツイートしてくる場合もある。そのときは素直に、「お問い合わせありがとうございます。ただ申し訳ございません。商品につきましてはお問い合わせ窓口へお願いできますでしょうか。○○(お問い合わせのURL)になります。よろしくお願い致します。」としている。Twitterカウント担当者としては、お客様にきちんと対応しなければならない。

ちなみにクレームもあった。「美味しかったけど、棒が尖ってて痛かったです。」これに対して、「こちらはキャンペーンのアカウントとなっておりますため、関係部署にお伝えするように致します。引き続き、赤城乳業をお願い致します。」ときちんと対応している。Twitterカウントを開いた後には、こういった配慮も大切だ。

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